セリエA得点王に現実味 ミラン本田が「ゴールラッシュ」の理由
もうマグレとは言えなくなってきた。
ACミラン所属の日本代表MF本田圭佑(28)が、19日の敵地でのベローナ戦でセリエAでの自身初となる「1試合2ゴール」を決め、今季7試合出場・通算6得点の荒稼ぎ。これで得点ランキングの首位タイである。
本田は3トップの右で先発。最初の見せ場が訪れたのは、オウンゴールで1ー0とリードして迎えた前半27分だった。3トップ左のFWエルシャーラウィが、左サイドから本田の位置を確認してミドルパス。ペナルティーエリア内に入ったところで本田が、利き足の左足でダイレクトシュート! ボールはゴール左に吸い込まれた。
今季2度目の2試合連続弾となった本田。後半に入って11分、2度目の見せ場がやってきた。相手ゴールから35メートルの距離。やや右サイド。自陣で味方センターMFポーリがボールを持った瞬間、本田が絶妙な動き出しでラストパスを引き出し、そのまま相手DFの追走を背中で感じながらドリブル。GKの動きを読み切り、ゴール左サイドネットに蹴り込んだ。