アギーレ日本第2ラウンドは本田と香川で“共倒れ”の可能性

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 アギーレ・ジャパンは10日にジャマイカ代表(新潟)と、14日にブラジル代表(シンガポール)と対戦、いよいよ第2ラウンドが幕を開ける。

 9月の第1ラウンドはウルグアイ代表(5日)に0-2の完敗。続くベネズエラ戦(9日)は2-2のドロー決着。もっとも、アギーレ監督には、未勝利に終わった言い訳がある。MF本田圭佑(28)とともに日本代表の二枚看板・MF香川真司(25)が、移籍先のドルトムントでケガを負い、2試合とも欠場してしまったからである。

 その本田と香川は、所属クラブで存在感を十二分にアピールだ。トップ下を務める香川は、4日のハンブルガー戦に先発フル出場。2日前の欧州CLでは、アシストを記録して3-0勝利の立役者となった。本田は4日のキエーボ戦でFK弾を叩き込み、今季4得点目と絶好調をキープ。

 第2ラウンドには香川も初招集され、アギーレ・ジャパン初勝利への期待は高まるばかりだが、両雄揃い踏みとは限らない。アギーレ監督の基本戦術である、トップ下を置かない4-3-3に本田と香川がフィットしない可能性が高いからだ。

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