ポスティング容認まで…阪神はオリ金子争奪戦で“唯々諾々”

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「正式にFA宣言をした後、バファローズを含む他球団から有難いお話をいただき、ひとつひとつをまっさらな気持ちで聞きました。(中略)だからまだ考えているし悩んでいます」

 17日、自身のブログでこうつづったのが金子千尋(31)だ。

 オリックスからFA宣言するも、いまだ去就は決まらず。西名球団社長も「(金子は)ゆっくり考える性格。納得しないと決断できないタイプ」と、年内の決着は諦め顔である。

 そんな金子をめぐって、複数球団が争奪戦を繰り広げている。中でも熱心なのが阪神だ。阪神の記事を多く扱うデイリースポーツは17日付の1面で「坂井オーナーGOサイン 金子に条件提示 将来のポスティング容認」と報じた。オリックスは金子に3年15億円を提示しているといわれ、阪神が獲得するならそれ以上の大型契約になるのは間違いない。その上、今後のポスティングまで容認するという破格の条件だ。

 しかし、金子といえば今オフになって突然メジャー移籍をほのめかし、すぐに撤回。日本とメジャーを振り回した張本人だ。金子自身はブログで「オファーの額を釣り上げているわけでもないし、自分の売り時を探っているわけでもないし……」と心情を吐露しているが、そうみられても仕方ない。

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