実力を疑問視…武藤のチェルシー移籍騒動にファン冷ややか
3月31日に日刊ゲンダイ本紙が報じた、FC東京・武藤嘉紀(22)の英プレミアリーグの名門チェルシーへの移籍。武藤本人と所属先のFC東京関係者は沈黙していたが、8日になって大金直樹社長と武藤が3月上旬にチェルシーから正式なオファーが届いたことを明かし、新たな局面を迎えている。
武藤とFC東京との契約は18年1月まで。今夏に予定されているチェルシー移籍が決まった場合、チェルシーからFC東京に移籍金が支払われる。その額は400万ポンド(約7億円)といわれ、Jリーグからの海外移籍では過去最高額となるビッグビジネスとなるが、日本代表で不動のレギュラーでもない武藤が、スタメンに強豪国のトップ選手がズラリのチェルシーからお呼びが掛かるとは、いささか奇異な印象は否めない。サッカーファンもこれには複雑な心境のようで、今回の騒動には冷ややかな反応が目立つのだ。
多くは、武藤の実力不足を指摘するもの。チェルシーのレギュラーとして活躍するエデン・アザール(24)、セスク・ファブレガス(27)らと実力を比較し、<チェルシーの選手たちとは2段階から3段階ぐらいレベルが違う。ばかばかしい話>といった厳しい指摘や、<代表で本田より存在感のない武藤が何すんのよ?><またエア移籍か><Jの実績なんて何の価値もないしほんとに実績皆無。こんな選手とったらボコボコに叩かれるだろうな>といった辛らつな意見も飛び交っている。