代表で復調もドルトでさっぱり どっちが香川の“本来の姿”か
ドイツの中堅マインツでゴール量産中の日本代表FW岡崎慎司(28)。
前所属シュツットガルト時代の12~13年シーズンは通算1ゴールに終わり、当時の監督が「ユニホームの下に日本代表のユニホームを着てくれと頼んだ」と話していた。日本代表ではゴールを決めるのにクラブでは空砲続き。それでボヤキが口を突いて出たのだ。
同じドイツの強豪ドルトムントを率いるクロップ監督も、岡崎の元指揮官の気持ちが「よく分かる」とヒザを叩きたいところだろう。
12年6月、英名門マンチェスター・ユナイテッドに移籍したMF香川真司(26)は14年8月、古巣ドルトムントに出戻ってきた。しかし、リーグ2連覇(10~11年、11~12年シーズン)の立役者となった頃の輝きは消え失せ、7日のドイツ杯準々決勝ホッヘンハイム戦の評価も散々だった。
トップ下で先発。チームは3-2で逃げ切りに成功したが、現地メディアの香川評は「ゲームメーカーとしての資質を出せないでいる」「迷いがある」「スピードに欠ける」「常に慌てている」「後半から消えた」と手厳しかった。