イチロー定位置確保か マーリンズの“渋チン体質”も追い風

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 ベテランが定位置を確保しそうな勢いだ。「4人目の外野手」の位置付けだったマーリンズ・イチロー(41)の出場機会が増えている。

 主砲のスタントン(25)が右手骨折で故障者リスト(DL)入り、中堅手オズナ(24)が不振でマイナー降格と主力の離脱もあり、後半戦は20試合中16試合にスタメン出場している。6日(日本時間7日)のブレーブス戦にも「6番・右翼」でスタメン出場し、3打数2安打。マーリンズは8-9で敗れ4連敗となったが、今季12度目のマルチヒットで日米通算4185安打(日本1278本、メジャー2907本)とし、メジャー歴代2位の安打数を誇るタイ・カッブの4191安打まで6本となった。

 さらにここに来て、スタントンの回復の遅れが判明。当初は8月上旬にも復帰予定だったが、現時点では調整のためのマイナー戦出場のメドすら立っていない。

 一方、オズナは傘下の3Aニューオーリンズで27試合に出場し、99打数31安打の打率3割1分3厘、4本塁打、10打点。復調の兆しを見せながら、依然としてマイナーで調整を続けている。地元紙「マイアミ・ヘラルド」(電子版)が7月30日に報じたところによれば、GM職も兼務するヒル強化責任者が「スイングを修正する必要がある」と当面は昇格させない方針を明かしたという。

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