マーリンズがイチローの契約延長を検討 走攻守とも評価
ベテラン外野手の首がつながりそうだ。
複数の米メディアが18日(日本時間19日)に報じたところによれば、マーリンズは今季加入したイチローとの契約を最大で17年まで延長する方向で検討に入ったという。
この日のヤンキース戦は九回に代打で出場し、三塁への内野安打を放った。今季「4人目の外野手」として、ここまで143打数42安打の打率2割9分4厘。出場機会が少ないながらも、6盗塁をマーク。マーリンズ首脳陣は走攻守にわたる働きを評価しているとみられる。
昨オフ、補強の最高トップであるGMとしてイチローを獲得したジェニングス監督も17日の試合前の会見で「検討しているのは事実」と認めたという。
今年5月22日のオリオールズ戦では2安打を放ち、メジャー通算2885安打としてベーブ・ルースを抜き歴代単独42位に浮上。その後も安打を積み重ねているとはいえ、今季の目標とするメジャー通算3000安打まで残り115本と現時点では達成は厳しい状況だ。
イチローは今年の10月で42歳。ロートル外野手の契約がスムーズにまとまるかどうか。