またも敵エース攻略のイチロー “実力”で再契約獲得に前進
マーリンズ・イチロー(41)が大物食いを発揮した。
28日(日本時間29日)のナショナルズ戦に「7番・右翼」でスタメン出場し、3打数1安打、1四球(敬遠)。1点を追う五回1死一塁で13年のサイ・ヤング賞右腕ジマーマンから5試合ぶりとなる中前打を放ち、同点機を演出した。
今季のイチローは、ここまで225打数55安打の打率2割4分4厘(28日終了時)。これを同地区との対戦に限れば、95打数30安打の打率3割1分6厘と相性がいい。それも各球団のエース級に強く、中でもメジャー屈指といわれるナショナルズの先発陣に対しては、ジマ―マン(7打数3安打)以外にもタイガース時代の13年のサイ・ヤング賞右腕シャーザー(5打数2安打)、14年の奪三振王右腕ストラスバーグ(5打数3安打)、12年の最多勝右腕ゴンザレス(3打数2安打)と、対戦機会が少ないながらも結果を残している。
他にも25日のカブス戦で無安打無得点試合を達成したフィリーズのエース左腕ハメルズ(6打数2安打)、チームトップの7勝をマークしているブレーブスの剛腕左腕ウッド(3打数1安打)と、各球団の主力投手を攻略しているのだ。