押切もえと交際で“夜遊び卒業” ロッテ涌井が輝き取り戻す

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 27日、ソフトバンクとの首位攻防戦で今季7勝目(3敗)を手にしたのが2位ロッテのエース涌井(30)である。

 球界随一の強力打線を相手に、八回まで2失点。九回に4点を失ったものの、9点という大量援護をバックに135球を投げ、ソフトバンクとのゲーム差を6.5ゲームに縮めた。

 涌井は昨季15勝9敗、防御率3.39の成績で最多勝を獲得。この日は打ち込まれたが、今季も防御率2.57だ。

 ある放送関係者が言う。

「交際中のモデル、押切もえ(36)のおかげですよ。涌井といえば、球界きっての遊び人。女性スキャンダルをスッパ抜かれたのは一度や二度じゃなかった。西武時代はナイターで完投したその足で飲みに出ていましたからね。六本木を“主戦場”とし、チームが関東にいる時はほぼ毎晩遊び歩いていたようですから。それが押切と付き合うようになってから、パタリとやんだ」

 西武時代の12年には成績不振とチーム事情が重なり、抑えに配置転換。何とか結果を出していたものの、ベッドでホステスといちゃつく写真をフライデーされ、「品格の問題」という前代未聞の理由で登録抹消されたこともあった。13年は5勝7敗7セーブ。当時の涌井は体力不足から足をつることが多く、球界では「夜遊びのしすぎだよ」と揶揄されていた。

 そんな問題児が恋人一筋になった途端、エースの輝きを取り戻したのだ。涌井の恩師である元横浜高校野球部部長の小倉清一郎氏も、本紙の連載で「結婚を前提に真剣交際しているようだ」と書いている。

 遊び人を卒業した男は強い。

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