W杯代表松山英樹と“ペア候補”谷原秀人との気になる相性
男子ゴルフの28カ国・地域別対抗戦「ワールドカップ」(11月24日~)の出場選手が15日(日本時間16日)に発表され、世界ランク20位の松山英樹(24=写真)が日本代表として初出場する。
3年ぶり58回目の開催で、各国の世界ランク上位選手が1人を指名してペアで戦う。開催国の豪州代表は同ランク1位のJ・デイと同7位のA・スコットのペア。相手が未定の松山が期限の26日までに誰を選ぶのかに注目が集まる。
試合は2日目と最終日はホールごとに良い方のスコアが採用されるフォアボールだが、初日、3日目は1つのボールを交互に打つフォアサムで行われる。そのためボールが同じ契約メーカーで同ランク日本人2番手(60位)の谷原秀人(37)になる公算が大きい。
ゴルフジャーナリストの児島宏氏がこう言う。
「なかには人物を優先する選手もいますが、やはりプロは微妙な感覚を気にしますから、ボールで選ぶケースがほとんどです。日本が優勝した02年、丸山茂樹は国内賞金ランク10位で、その年未勝利の伊沢利光をあえて指名しました。高校の1学年先輩で気心の知れた仲であり、同じボールを使用していたからです」