池田勇太の“文句”で不手際露呈 JGA「言い訳」の一部始終
リオ五輪で112年ぶりに復活するゴルフをめぐり、JGA(日本ゴルフ協会)五輪ゴルフ競技対策本部の不手際がメディアに報じられている。
全米プロゴルフ選手権(28日開幕)後からそのままブラジル入りする日本代表の池田勇太(30)は、事前に開会式への出席を希望する旨を伝えていたが、チケットが取れなかったため、参加を断念。キャディーを含め、自費で便をおさえて渡航する。
現地ではジカ熱への感染が懸念され、朝は10度前後まで気温が下がるというのに、ユニホームのリスト(7月19日発表)にはレインウエア以外、長袖の上着は用意されておらず、池田の元に届いたのはバッグ、ポロシャツなど一部ウエアだけ。
■開会式の参加希望は「聞いていなかった」
対策本部事務局の高須晧友氏がこう語る。
「渡航に関してはキャディーや家族を含めると、かなりの人数になるので事務局では対応しきれませんでした。また、JOC(日本オリンピック委員会)公認の旅行代理店を通さなければ、事務処理の問題が出てきます。選手の連絡先を伝えて、直接やりとりをするようお願いしました。池田選手が開会式参加を希望していたことは、マネジメント会社を通じて話をしている時点では聞いていなかった。渡米する際(24日)の報道で知りました」