広島に弱くベイにボコボコ…G内海は“CS先発剥奪”決まり
「つるべ打ち」とはこのことだ。巨人先発の内海哲也(34)が26日のDeNA戦で一回に6失点。無残なKO負けを食らった。初回だけで打者11人、6連打を含む単打8本を集中され、50球を投げさせられた。
登板間隔は中8日。前日の首位広島との直接対決は、中5日で田口が起用された。本来なら内海の順番を20歳左腕が追い抜いていった格好だ。内海は今季の広島戦0勝2敗、防御率11.05。確かに投げさせるのが怖いほど極端に悪い成績とはいえ、全体の成績は悪くない。この試合の前まで先発陣ではチーム2位の7勝(4敗)。エースの菅野も7勝(6敗)だ。開幕は二軍ながら、帳尻を合わせてきていた。
が、現在3位のDeNAにもボコボコにされた事実は重い。高橋監督は「ちょっと打たれすぎ。点を取られすぎ。先発が初回に崩れると苦しい?何もできなくなってしまうことが多くなる」と仏頂面。これでポストシーズンの登板が危うくなった。
「首位広島と3位DeNAに弱いんじゃ、クライマックスシリーズ(CS)は厳しいですよね」と、チーム関係者がこう続ける。