4億円“元エース”の逆襲 G内海7勝で菅野の勝ち星抜いた
巨人の内海哲也(34)が7回2失点で7勝目(3敗)を挙げた。
中10日で9日のDeNA戦に登板。「先週は投げる機会がなくてしっかり調整する時間があったので、負けたらいけないという気持ちでマウンドに上がった」と涼しい顔だ。同僚の菅野はリーグトップの防御率だが、現在6勝。元エースが現エースの勝ち星を抜いてチームトップタイである。
一軍昇格は5月半ば。雨が降るたびに登板が吹っ飛んだ。高橋監督の中ではそんな信頼度だったが、「順調というか、いいテンポで投げていた。もう少しと思ったが、いい投球だった」と評価はうなぎ上りだ。
といっても今季の年俸はチームトップの4億円。「これくらいは当たり前」が指揮官の本音だろう。