高卒5年目で年俸2.7億円 ハム大谷翔平「稼ぎと使い道」

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 しかし、「すべて合わせても2000万円に届くかどうか……」とは、さる球団OBだ。

日本ハムは数年前から、高卒なら5年目、大卒なら3年目までは“育成選手”という扱いです。これは通常の育成選手とは異なる、球団独自のシステム。この期間内はマネジメント事務所などとの個人契約が禁止され、球団がすべての窓口になる。仕事の依頼が来た時は、球団が厳選。選手に負担がかからず、拘束時間の短いものでなければ受けません。選手が大金を手にして勘違いしないよう、金額もなるべく抑えています。選手を育てるのは監督やコーチだけではないということです」

■生活費は月に10万円程度

 上記のすべてを合わせても、大谷の手取りは1億5000万円前後。とはいえ、そもそもこの二刀流はカネをほとんど使わない。サラリーマン家庭に育ち、「倹約家」でもある。中学時代の修学旅行でも1万2000円の小遣いをもらい、土産を買った分以外の残りはすべて両親に返したという変わり種だ。現在は最も多い出費が外食などの際に乗るタクシー代。次いで学生時代の同級生と食事、衣服の購入、あとはコンビニで菓子類を買うくらいだ。

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