日ハム大谷「170キロ宣言」にメジャーも首脳陣も冷や汗
「いや、もう、うれしくて。チームが日本一になれたので。(二刀流については)入団当初から迷惑をかけてるし、心配もかけています。栗山監督のおかげかなと思います」
28日、「NPB AWARDS 2016」でパ・リーグMVPを受賞した日本ハムの大谷翔平(22)は、笑顔でこう言った。
投げては165キロ、打っては.322、22本塁打で日本一に貢献。それでも本人は、成績を含めた数字には満足していない。先日のトークショーでは「人類最速まであと4キロ。一番速い球を投げる人になってみたい」と発言した。165キロじゃ満足できない。米大リーグのチャップマン(28)が今年7月にマークした105マイル(約169キロ)を意識、それを超す速球を投げたいということだ。
「大谷が投手として、いま以上の球速を追求しているのは間違いありません」と、さる放送関係者がこう言った。
「大谷は理想的なトレーニングを積んで、理想的な投げ方をすれば、球速はアップし、コントロールもよくなると考えています。今年も実は、シーズン中からフォーム改造に取り組んでいたと聞きました。左足を踏み出す際の歩幅を広げ、いま以上の速球を投げようという意図でしょう。このオフも入念にウエートトレーニングをするプランだそうです」