高卒5年目で年俸2.7億円 ハム大谷翔平「稼ぎと使い道」

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■税率は45%

 その理由はともかく、いずれにせよ、弱冠22歳の青年がもらうには破格の年俸。そこで気になるのが、大谷が実際に手にする金額だ。所得税は引かれるだろうし、年俸だけが収入とは限らない。スポンサー契約などを含めれば、いくらになるのか。

 国税庁によれば、収入から給与所得控除や基礎控除等を引き、4000万円を超える所得には45%の税率が課される。479万6000円の控除を計算しても、所得税だけで1億1543万500円。これに加えて、復興特別所得税が242万4040円、住民税は2672万4500円だ。おおまかに計算すると、大谷の手元には半分以下の1億2542万1000円しか残らないということになる。ここから札幌と千葉の鎌ケ谷にある寮費が日割り換算で引かれるが、1カ月まるまる寮にいたとしても4万円程度。誤差の範囲だろう。

 野球以外の収入はどうか。オークリー・ジャパンとスポンサー契約を結び、アシックス、明治とはアドバイザリー契約。今年からセイコーのイメージキャラクターも務めている。さらにサッカー三浦知良と共に大正製薬の「リポビタンD」のCMにも出演。いずれも国内の大手企業揃いだ。

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