リオOPまさかの初戦敗退 錦織圭「全仏V狙い」に暗雲

公開日: 更新日:

 世界ランキングを上げて、4大メジャー制覇という今季目標を達成するのは容易じゃない。

 男子テニスのリオ・オープン(ブラジル・リオデジャネイロ=500シリーズ)は21日(日本時間22日)、1回戦が行われ、第1シードで世界ランク5位の錦織圭(27)は、同76位のトマス・ベルッシ(29=ブラジル)と対戦。4-6、3-6のセットカウント0-2でストレート負けを喫した。

 錦織は終始、劣勢を強いられ、第1セットは相手の左右への揺さぶりに苦しみ決め手を欠く。第9ゲームで長いラリーからフォアのクロスがネットに掛かり、この試合先にブレークを許す。4-5で迎えた第10ゲーム。ベルッシにウイナーを決められて第1セットを落とすと、自身への不甲斐なさからか、ラケットを叩きつけて怒りを露わにした。

 第2セットも第1ゲームでいきなりブレークを許し、試合の主導権を握れない。このセットは相手の勢いにも押されて計3度ブレークされ、初戦で姿を消した。

 錦織は例年、この時期は昨季4連覇を達成したメンフィス・オープン(米国テネシー州=250シリーズ)、メキシコ・オープン(アカプルコ=500シリーズ)とハードコートの大会に出場していたが、今年はクレーコート(赤土)で行われる南米の2試合を選択。準優勝に終わった先のアルゼンチン・オープン(ブエノスアイレス=250シリーズ)と今回のリオ・オープンに出場している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭