テニス
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錦織圭の復活と「脱亜入欧」からの脱却…《中国には大会を開きたい都市が100はある》
国内ファンの前で6年ぶりのプレー。「木下グループジャパンオープンテニス(以下=木下JO)」の錦織圭は面白かった。 1回戦で因縁のライバル、マリン・チリッチを下し、準々決勝で世界14位のホルガー・ルネ(21)をマッチポイントま...
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テニス「ジャパンオープン」変則日程の裏側…通常の日曜決勝から火曜決勝に
テニスの男子国別対抗戦デビスカップ(デ杯)で、錦織人気の健在は再確認された。 現在、世界ランク200位。それでもデ杯のコロンビア戦の初日は入場者数8780人、2日間ともチケット完売の賑わいだった。 ファンの気持ちも分...
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“多様性女王”大坂なおみの面目躍如…彼女にしかできないド派手衣装で登場、度肝を抜いた
暑さを引きずりながらテニスの季節が来た。 週末には国別対抗戦のデ杯に錦織圭が戻り、それが終われば「木下グループジャパンオープン」にけっこうな顔触れがそろう。続く女子ツアーの老舗・東レPPOは大坂なおみで賑わうことだろう。 ...
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錦織圭は引退まっしぐら…体はとっくに限界、パリ五輪で世界ランク26位英ドレーパーに完敗
パリ五輪でメダルを期待する声は聞かれなかったが、それにしても早すぎる敗退だ。 前日は女子シングルスの大坂なおみ(23)が、元世界ランキング1位で今大会限りでの現役引退を表明しているA・ケルバー(36)に1回戦でストレート負け...
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爽やかな世代交代ににじむテニスの歴史…ウィンブルドンは「新旧対決」の末、21歳アルカラスV
ウィンブルドン決勝は、昨年と同じ顔ぶれ、37歳のジョコビッチと21歳のアルカラスによる新旧対決だった。 昨年はフルセットにまでもつれ込んだが、今年は6-2、6-2、7-6のストレート決着。アルカラスのウィナー42本に対しジョ...
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ウィンブルドンから世界が見える テニス発祥の地の矜持を保ちつつ、時代に即して変化
青々とした芝の上で第137回ウィンブルドン選手権が開催されている。賞金総額5000万ポンド(約100億円)、シングルスの優勝賞金270万ポンド(約5億4000万円)──テニス界最大のイベントだ。 錦織圭は全盛時、ここは国旗を...
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パリ五輪内定の大坂なおみ、錦織圭 メダルの可能性は…両者ともメンタル万全、モチベ十分
パリ五輪の出場が内定したのがテニスの大坂なおみ(26=世界ランク125位)と錦織圭(34=同286位)。 去る13日、日本テニス協会は、公傷制度を利用した2人のランキングが出場圏内に入っているという通知が国際テニス連盟から届...
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錦織圭はパリ五輪が「花道」になる可能性…全仏OP2回戦途中棄権に隠された意図
テニスの全仏オープンが終盤に入った。 37歳のジョコビッチはロングマッチを2試合勝ち抜いたものの、準々決勝を棄権。その結果、22歳のシナーがイタリア勢初の世界ランク1位になり、21歳のアルカラスとの準決勝は今大会のクライマッ...
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錦織圭は相性のいい8月の全米オープンを見据え、時代の急な流れとも戦っている
例年より早い初夏の訪れ、ヨーロッパではテニスシーズン真っ盛りだ。全仏オープンの開幕が迫ったが、ダニエル太郎が面白いことを言っていた。 「サーブを1本だけにして4ゲーム先取(現行は6ゲーム)とかにした方が質が上がり時間もセーブで...
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男子テニスに「新2強時代」到来もジョコビッチにまだ期待せざるを得ない複雑事情…日本勢は壊滅
日本のテニスはちょっと変わっている。新聞の取り上げ方に顕著で、フェデラーやナダル、セリーナが1面に違和感なく受け入れられる一方、一転してベタ記事にもなる。週初めにはデカデカと報じられ、週末に誰が優勝したか分からないこともしばしば……...
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全豪OPは初戦敗退も…時代は大坂なおみを「多様性の女王」として必要としている
テニスの全豪オープンが行われている。昨夏に出産、1年4カ月ぶりに前哨戦から復帰した大坂なおみは、1回戦で第16シードに敗れた。サービスエース11本、サーブの最高時速191キロでポイント率51%、ウイナー20……ブランクを考えれば上々...
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米国西海岸を揺らす大坂なおみ 醜聞さえも女子テニス界にプラス効果もたらす存在感
年の瀬は、大谷翔平のドジャース移籍で一色だ。永井荷風が「あめりか物語」に描いたように米国西海岸はいわば古い隣村。ロスにはNBAの八村塁もいるのだが、忘れていけないのは……来る年を賑わすのは間違いなく大坂なおみだ。 昨年9月の...
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テニス、マラソンの変化についていけない日本メディアの前時代感
テニスの「木下グループジャパンオープン選手権」は米国の新鋭ベン・シェルトンのツアー初優勝で幕を閉じた。全米大学体協(NCAA)からプロ転向して1年目の21歳で、先の全米オープンでいきなり4強、父ブライアンは松岡修造と同世代の選手だっ...
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36歳のジョコビッチを支える「鋼の意志」 前人未到のグランドスラム24勝に到達
テニスの全米オープンが終わった。 50年を迎えた男女同額の優勝賞金は約4億4000万円。完全機械化でラインジャッジは消滅し、端の17番コートでマリフアナのにおい……相変わらず話題の多い大会だが、最大の出来事はジョコビッチだ。...
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錦織圭は全米OP欠場、松山英樹はPO途中棄権…トップアスリートの身体は30代で急変するのか
2人はたまたまなのか。 全米オープンテニス(28日開幕)の主催者は27日、男子シングルスの錦織圭(33)の欠場を発表。7月のアトランタ・オープンで痛めた左膝が回復しなかったからだ。 錦織は6月、股関節の手術や左足首の...
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第1子出産の大坂なおみ練習開始 相手はなんとレイカーズ八村塁!「弟」と呼ぶ仲の良さ
女子テニスの大坂なおみ(25)が22日にSNSを更新し、7月に第1子の出産を公表してから初めてテニスをプレーする姿を投稿した。 その相手はなんとNBAのロサンゼルス・レイカーズで活躍する八村塁(25)。大きな話題となっている...
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錦織圭が全米OPにエントリー 世界ランク438位でも救済権利行使で出場可能
テニス男子の錦織圭(33)が、全米オープン(8月28日開幕)に出場する。大会主催者は現地19日(日本時間20日)、シングルスの出場予定者リストを公表し、錦織が名を連ねた。 錦織は現在、世界ランク438位だが、負傷などにより6...
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テニス元女王・大坂なおみが女児出産 今季は休養、来年の全豪OPから出場する意向
女子テニスの元世界ランキング1位の大坂なおみ(25)が第1子となる女児を出産した。国際オリンピック委員会が公式サイトで11日(日本時間12日)伝えた。交際していた人気ラッパー、コーデーさんが8日のカナダでの自身のショーで明らかにした...
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衰え知らずの36歳ジョコビッチは今年のウィンブルドンでも注目 4大大会24勝目と年間GS狙う
東京・早稲田にある早大野球部御用達の居酒屋に行った。同道したOBによると、早大の44の運動クラブには厳然たる序列があり1番が野球部だとか。2番が庭球で以下、漕艇、剣道、柔道、弓道と続き、人気の競走部は8番目……それは、序列というより...
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錦織圭が復帰戦でいきなりVも…絶対に失敗は許されない「ツアー完全復帰プラン」
「全米オープンの話をしたので、かなりの自信を得たのでしょう」 こう語るのはスポーツライターの武田薫氏だ。 錦織圭(33)は股関節などの故障による長期離脱からの復帰戦となった下部ツアー大会カリビアン・オープンに優勝。「夏...
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錦織圭1年8カ月ぶり復帰の大会で復活V 世界ランク500位前後に浮上の見込み
テニスの下部ツアー大会カリビアン・オープン(米自治領プエルトリコ)決勝が18日(日本時間19日)に行われ、故障による長期離脱から復帰した元世界ランキング4位の錦織圭(33)が、同1118位のマイケル・ゼン(19=米国)に6-2、7-...
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加藤未唯の全仏OP女子D3回戦は「失格」ではなく「弱点」を引き出された敗戦だった
テニスの全仏オープンが終わった。ジョコビッチがメジャー通算23勝を飾り、準優勝のルード、20歳のアルカラスが“ポスト3強”らしい実力を披露。ナダル不在の不安を一掃する中身の濃い大会だったが、日本ではあらぬ話題に終始した。 女...
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1年8カ月ぶりの実戦で快勝の錦織圭 「トップ10」返り咲きへこれだけの課題
「ひとつ勝つのに3、4大会かかるのかなと思っていた。体はフレッシュなのに足が重かったり……。ただ、プレー内容が良かったので満足している」 錦織圭(33)が日本時間14日、下部ツアーのカリビアンオープン(プエルトリコ)男子シング...
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加藤未唯“失格騒動”乗り越え全仏混合V 父親が明かす「辛苦の愛娘に送った3通のメッセージ」
「ここまで来るのはとてもチャレンジングなことでした。特に、この数日は精神的にも大変だった。関わってくれた皆さんに感謝しています」 8日、全仏オープン混合ダブルスで日本人史上3人目の優勝を果たした加藤未唯(28)はこう言ってほほ...
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全仏OP女子ダブルス「加藤未唯の失格は不当」プロテニス選手協会が声明
テニスの全仏オープン女子ダブルス3回戦(現地4日)で、加藤未唯/アルディラ・スーチャディ組が失格となった騒動について、プロテニス選手協会が「処分は不当で不均衡で不公平」とする声明をSNSに投稿した。 「この件は偶然であり、決し...
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加藤未唯/プッツ組が全仏OPミックスDで4強進出 女子D3回戦の「失格」には正式に提訴
テニスの全仏オープンの混合複準々決勝(現地5日)で、加藤未唯/ティム・プッツ(ドイツ)組がルイザ・ステファニ/ラファエル・マトス(ブラジル)組を7-6、6-2で破り4強に進出した。 前日の女子複3回戦で、相手コート側に送った...
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錦織圭が5月末から下部ツアー復帰と発表も…いよいよ近づく「引退」の二文字
再び輝けるのか。 2021年10月のパリバオープンを最後に、左股関節の手術や足首の捻挫でツアーを離脱している錦織圭(33)のツアー復帰が決まった。5月末から3週連続でATP下部ツアーのチャンレンジャー3大会に出ると、自身のS...
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スポーツ界は「多様性」が叫ばれるが…テニス「男女同額賞金」という絵に描いた餅の実態
テニスは男女のマスターズ戦が、米国西海岸のインディアンウェルズで終盤に入っている。フロリダへと続く“サンシャインダブル”でシーズンが佳境に向かうそんな折、男子の新鋭デニス・シャポバロフがSNSでツアー賞金の男女差解消を訴えた。ガール...
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全豪初Vサバレンカはベラルーシ出身 新女王誕生の裏で揺れるウィブルドン決断の行方
テニスの4大大会の第1弾、全豪オープンが幕を下ろした。男子はジョコビッチが決勝で若手の旗頭チチパスを倒し、大会通算10度目の優勝、メジャー制覇22回でナダルの歴代通算記録と並び世界ランク1位に返り咲いた。非ワクチンによる追放からの復...
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大坂なおみの稼ぎは女性アスリート最高額 では「年収68億円」の本当の価値は?
テニスの全豪オープンが進行中だ。話題の中心は非ワクチンのチャンピオン、ジョコビッチだが、国内では大坂なおみ欠場の衝撃が尾を引いている。 エントリーしながらなかなか姿を現さなかった元女王は、開幕直前に「妊娠」を発表。恋人のいる...