「やめたかった」 競泳・金藤理絵が語る“リオ金”の前と後

公開日: 更新日:

――金メダリストになって、これまでと変わったことはありますか?

「周囲の反応、見る目が変わりましたね。イベントやテレビ番組にも出させていただきましたし。以前からイベントや水泳教室などを通じて子供たちと触れ合いたいと思っていたので、そういう機会を提供してもらえてありがたいと思っています」

――今後は第2の金藤理絵を育成したいですか?

「実は、私は指導者には向いてないと思っています。今、東海大水泳部の後輩たちを教えていますが、私を指導した加藤コーチの苦労が分かりました。学生にアドバイスし、それができなかった場合、次にどうアプローチすればいいか分からない。選手ができない時に、できるまで根気強くアドバイスしていくということは大変なことなのだと気付きました。指導者というよりも子供と触れ合って水泳の普及に携わりたいですね」

――金メダリストとして子供たちに伝えたいことはありますか?

「水泳を楽しんで欲しいということです。水泳をしていてタイムが伸び悩んで嫌いになる子は少なくないと思います。つまずいている子供たちに私が何かヒントを与えてサポートしたいです。水泳を好きになれば、練習して記録が伸びて、さらに上のレベルを目指すようになる。指導者というよりもアドバイザー的な役割を果たしていきたいです。今までも参加していましたが、これからは定期的に水泳教室などのイベントを開きたいですね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出