日ハム清宮の胃袋も満たす アリゾナキャンプの充実食生活

公開日: 更新日:

 昨年のWBCの最中もロスで代表戦士の食事を切り盛りした。元日本ハム通訳で、大谷翔平とともにロスに渡る水原一平氏の父親だ。

 料理のバリエーションは豊富だ。肉じゃがや一晩コトコト煮込んだ豚の角煮といった家庭料理はもちろん、ステーキや刺し身もあるという。ロスにある会社を通じ、総量600ポンド(272キロ)もの牛、豚、鶏肉をトラックで運び込んだ。魚はマグロやハマチなど。食事会場のテーブルにはイクラまでテンコ盛りで用意されているというから驚きだ。

「中でも選手の1番人気はステーキですね」とは、水原さん。

 今年は肉を多めに用意。ある選手は「ヒレステーキをゆずこしょうやポン酢で食べられる。ありがたいです」と話す。

 苦労するのは調味料の調達や、調理器具の準備だそうだ。

「その都度、スーパーで調達する食材もありますが、日本料理に欠かせない料理酒は、州の決まりでロサンゼルスから持ち込まないといけません。和食用の調理用具も同じです。ザルなどは、アリゾナではなかなか手に入りません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…