日ハム清宮の胃袋も満たす アリゾナキャンプの充実食生活
■「食べるのが遅い」
アリゾナキャンプ中の休日は2回。休前日の夜と休日(計8食分)は食堂が“閉店”するが、その分、総額で250ドル程度のミールマネーが球団から支給されるという。
清宮は普段から、「白ごはんはあまり食べません。おかずをいろいろ食べるのが好き」だそうで、「もともと食べるのが遅い。しゃべるのが好きなので、会話の方に熱中してしまう」という。
「清宮は中学時代から個人トレーナーがつき、食事管理を含めた体づくりをしてきた。体脂肪率は20%強がベストだといいます。体脂肪を減らし過ぎると、ケガのリスクが高まるとか。早実高時代からウエートの後にプロテインを取ったり、練習の合間におにぎりを食べたりして、効率的な筋肉量増加にも取り組んできた」(アマ球界に詳しいスポーツライター)
第2クール初日のこの日(日本時間6日)は第1クール同様、打撃練習は行わず、全体練習でサインプレーの確認などを行った。その後、個別に守備、走塁の特訓を受けた。練習の合間にはグラウンドで栗山監督と会話するシーンも。痛めた右手親指の状態について聞かれたという清宮は「そんな中でも、しっかりやってくれという感じで、『この環境に慣れるだけでも成長だ』と言ってもらった」と話し、こう言った。