米で自主トレ開始の清宮 栗山監督も絶賛する“肉体の秘密”
「すごくいい内容。あそこまでやれているんだったら、高校生というのは関係ない」
日本ハムの栗山監督は清宮幸太郎(18=早実)について、こう言ったという。
昨年、ドラフト1位指名後、本人がウエートトレーニングをやっているシーンを動画で確認しての感想だ。
日本ハムOBが言う。
「日ハムの新人合同自主トレは、他球団と比べてメニューが軽め。新人はただでさえ周りに刺激されて飛ばしがち。無理をしたがゆえのケガや故障を防ぐためで、必要に応じてトレーニングコーチやトレーナーがブレーキを踏むケースもある。そんな中、清宮は初日から居残りでロングティーを行うなど練習量がケタ違いに多かったにもかかわらず、首脳陣に黙認された。体力や筋力が高校生離れしていると判断されたからです。途中で右手親指をケガしてペースは落ちたとはいえ、アリゾナで実戦をこなす一軍キャンプについていける体は十分、できているということですよ」(日本ハムOB)
白水トレーナーは自主トレ開始後、「(バットを)振る動きは持っているものがある」と話していたが、スイングどころか体力や筋力は社会人出身レベルというのが首脳陣の見立てらしい。その土台となっているのがジムでの科学的トレーニングだ。