日ハム清宮の胃袋も満たす アリゾナキャンプの充実食生活
朝7時、日本ハムの選手たちの朝食が始まる。
バイキング形式でご飯や味噌汁、漬物、納豆、サラダ、焼き魚など、アメリカにいながら日本と変わらない食事が用意されている。
清宮幸太郎(18=早実)も朝から3食、和食中心の料理で胃袋を満たし、「何でもおいしいです。日々、いろいろメニューが変わっていたり、飽きないようにしてくれている。お米とか日本で食べるようなものですし、ランチのときは野菜とカレーを盛り過ぎました」と話している。
食事会場は練習施設のクラブハウス内。昼はカレーライスや麺類、夜ともなると10種類以上の料理が並ぶ。
「肉や野菜、バランスよくいろいろ用意したいと思っています。調味料や器具など、店一軒を出せるくらいのものは準備しています」
こう話すのは調理を担当する水原英政さん。仕込みは早朝5時から。アリゾナキャンプでは、3年連続で厨房を任されている。
北海道苫小牧市にあった実家が寿司屋だそうで、親の仕事の手伝いをすることをきっかけに、料理人の道へ。91年からロサンゼルスに移住。日本料理店のコックをしている。