SB王会長が助言 日ハム緒方コーチが明かす「清宮育成法」
「順調だと思います。思っていたより振れていた。痛みもない」
26日、日本ハムの清宮幸太郎(18=早実)が右手親指の故障後、初めて素振りを披露。本格的な打撃練習については、「焦らず、ゆっくりしっかり治してから」とした。
キャンプの第1クールは、3日間と短いこともあり、栗山監督はじめ首脳陣は清宮の動きなどを実際に確認しながら、能力を把握することが主となりそうだ。
今季から日本ハム入りした緒方耕一野手総合コーチは先日、清宮が故障する前に自主トレを視察した際、「野球漬けの生活は初めてのこと。ずっとユニホームを着続けるというだけでも、心身で疲れが出てくると思う。まずは体を壊さないように、コンディションを整えることが大事になってくる。キャンプ序盤はあくまで様子見というか、彼の能力を把握することに重点を置くことになると思います」と言った。
■清宮本人は「どこでもやります」
巨人OBの緒方コーチは昨年、清宮の早実の大先輩にあたる王貞治ソフトバンク球団会長から、育成法についてのアドバイスを受けたという。