米ドラフト開幕 昨季最低勝率オリオールズは大型捕手指名
米大リーグの新人選手を指名するドラフト会議が3日(日本時間4日)に始まった。
米ドラフトは昨季の勝率が低い球団から指名するウエーバー方式。昨季30球団最低勝率(2割9分)だったオリオールズは、全体1位でアドリー・ラッチマン捕手(21=オレゴン州立大)を指名した。
ラッチマンは両打ちで身長188センチの大型捕手。
大学3シーズンで185試合に出場し、打率3割5分2厘、28本塁打、174打点。昨年のNCAAカレッジワールドシリーズでは、17安打を放って大会新記録をマーク。今季、西部地区の12大学が加盟する「PAC-12」のMVPに選ばれた。
ドラフト会議は5日まで3日間にわたって行われる。毎回、30球団合わせて1000人以上が指名される。