田中のヤンキースと前田のドジャース 頂点に届く可能性は

公開日: 更新日:

 メジャーのプレーオフは日本時間4日から地区シリーズに突入。田中将大のいるア・リーグのヤンキースや前田健太のいるナ・リーグのドジャースは頂点に届くのかどうか。大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏はこう言った。

「ヤンキースは厳しいと思う。投手陣に故障者が多い上、田中将大の一発病は深刻。地区シリーズで対戦するツインズはヤンキース以上に打撃が強力なチームですから」

 そしてこう続ける。

「ドジャースが地区優勝を決めたのは9月10日です。あまりに早くプレーオフ進出を決めただけに、緊張の糸が切れているように見える」

 ならばワールドシリーズを制するのはどこか。「今年はアストロズが圧倒的です。21勝のバーランダー、20勝のコール、09年のサイ・ヤング賞右腕のグリンキーの三本柱は強力で3点取れば逃げ切れるはず。あとはカージナルスも相手のミスに付け込む堅実な野球をします」とは前出の友成氏だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…