燕バレンティン国内FA権取得で…移籍先にロッテが急浮上
「来年はどのチームでプレーするのを見たい?」
3日、ヤクルトのバレンティン(35)がツイッターでファンにこう呼びかけた。今季でヤクルトとの契約が切れると同時に国内FA権を取得。来季からは外国人枠を外れるため、「日本人」として他球団とのFA交渉が可能になる。
1日に帰国した際には「他球団の評価も聞きたい」とFA権の行使を示唆。すでに金銭面、球団の熱意、勝てるチームかどうか、オランダ代表として五輪出場が認められるか……などさまざまな条件を口にしている。
これらすべての条件が合致する球団は限られてくるが、本人には意中の球団があるという。パ・リーグのある球団関係者が言う。
「バレンティンは密かに、ロッテに行きたいと思っている。『今年から(本拠地球場の)ゾゾマリンにラッキーゾーンができて本塁打が出やすくなったから』というのが主な理由だそうです。打球を押し戻す独特の浜風をどこまで理解しているかは定かではないが、ゾゾで本塁打が増えたことを強調していた」