破格年俸も結果ゼロ マリナーズ雄星“2年目マイナー”へ窮地

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 入ったチームがチームだからと、安閑としていられるのかどうか。

 去る25日(日本時間26日)のアストロズ戦で敗戦投手になり、6勝11敗、防御率5・46でメジャー1年目のシーズンを終えたマリナーズ・菊池雄星(28)のことだ。

 チームは今季、ア・リーグ西地区最下位。昨オフ、主力を大量に売り払って再建に舵を切っていて、ディポートGMも勝負は2020年以降と公言している。大きく負け越した菊池はそれでも、エースのマルコ・ゴンザレス(16勝13敗)に次ぐ先発2番手の位置付けだ。

 しかし、内容があまりにも悪過ぎる。今季の登板回数は161回と3分の2。1年目という点を考慮して設定された目標の180イニングに届かなかったばかりか、成績自体もヒドい。日本時間9月29日現在、防御率の5・46はMLB公式ホームページに名前が掲載されている62人中、下から2番目の61位。被本塁打36は、メジャーで3番目に多い数字。1イニングあたり何人の走者を出したかを示す指標のWHIPの1・52にいたっては、ワーストの62位なのだ。

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