研修会でSNSモラル初講義 佐々木も奥川も「やっていない」
10日に行われたNPB新人選手研修会。ロッテ1位の佐々木朗希(大船渡)とヤクルト1位の奥川恭伸(星稜)は、昨秋のU18W杯以来の再会を果たした。
佐々木が奥川に新人合同自主トレの様子を尋ねるなど、旧交を温めた様子。その研修会の講義で目を引いたのは、今年初採用された「SNSの使用モラルと危険性について」だった。
プロ野球界では、SNSにまつわるトラブルが少なくない。2018年には巨人の2選手が裸踊りしている姿をSNSに投稿し、出場停止処分を食らった。昨年はDeNAの投手がSNSをきっかけに未成年の女性と不適切な行為をし、無期限謹慎処分後に戦力外となった。講義でもその話題が触れられた。
彼らは二軍の選手だったが、プロ野球選手というだけで大ゴトになる。「超高校級」といわれる2人ならなおさらだ。
パ球団関係者が言う。
「女性関係が特にアブない。欲求に駆られてラインで下品なメッセージを送って、そのやりとりをメディアやネットにさらされたり、それをダシに脅されたり。街中や飲食店で一般女性と写真撮影に応じただけで、そのファンが知人や恋人と称して写真をSNSに投稿するなどトラブルに発展したケースもあるので、その都度、対応に気をつけるべきです」