淫行で無期限謹慎のDeNA綾部 楽天ファンが“神扱い”のナゼ
DeNAの高卒4年目右腕、綾部翔(22)が球団から無期限の謹慎処分を受けた。16日、三原球団代表が発表した。
球団によると、一昨年12月にインターネットを通じて知り合った女性が未成年の高校生だと知ったうえで淫行。これが、神奈川県の青少年保護育成条例に抵触する可能性があるとして処分を決めた。さる14日に週刊誌から取材を受けたことで、綾部自身が球団に報告。三原代表は「本人は非常に反省している」としつつ、謹慎中は練習にも参加させないとした。
茨城の霞ケ浦高から15年のドラフト5位でDeNAに入団。2年目の17年10月の中日戦でプロ初登板初先発し、初勝利をマークしていた。一軍登板はこの1試合、よほど熱心なベイ党でなければ馴染みの薄い選手かもしれないが、一部楽天ファンの間では有名な存在だったという。
「昨年5月、横浜スタジアムに向かっていた綾部は横浜駅でその日の対戦相手だった楽天の応援メガホンを拾い、わざわざ駅員に届けた。それを、『メガホンが持ち主に戻るといいなぁ』とのコメントを添えて自身のツイッターに投稿。この投稿がすぐに拡散され、落とし主に届いた。神対応だと話題になったのです。綾部は練習熱心で真面目とチーム内では評判で、普段からファンへの対応も親切。綾部らしい、とチーム関係者も納得していたのですが……」(放送局関係者)
昨年シーズン中に入籍し、一軍での活躍を誓ったばかりでの不祥事発覚。“火遊び”の代償は大きい。