全米女子OP日本人史上最多18人が参戦 決勝進出できるのは
コロナ禍により開催が6月から12月に延期された今大会。日没が早いことを考慮し、予選ラウンド36ホールは、サイプレスクリークC(6731ヤード・パー71)とジャックラビットC(6552ヤード・パー71)の2コースを交互にプレーする。
日本選手は女子メジャー史上最多の18人が出場。コロナ感染の影響で予選会は中止になり、各種のランキングやツアーの上位者、直近の成績などで出場者が決まった。
今年の舞台はフラットな林間コース。グリーンは傾斜が強く、ラフにはティフトン芝も混在する。予選ラウンドで使用する2コースのうち、難易度が高いのは渋野日向子(22)が初日(10番スタート)に回る、メインのサイプレスクリークCだ。6700ヤード超は国内ツアーで戦う女子プロにとっては距離が長く、ドライバーの飛距離が240ヤード程度の選手はパー4でユーティリティーやウッドを多用することになる。280ヤード以上の飛距離で今季国内2勝を挙げた笹生優花(19)は有利といえるが、慣れない芝ではアプローチにも神経を使う。「飛ばし屋」というだけでスコアが伸ばせる大会ではない。