またも2日目に急降下 渋野日向子がビビる“予選落ち恐怖症”
【大王製紙エリエールレディス】第2日
「弱々しいというわけではないが、去年の渋野とは別人ですね」
ある大会関係者がこう漏らした。
渋野日向子(22)は昨年の今大会では鈴木愛(26)を1打差で振り切り、通算19アンダーで優勝。国内4勝目を挙げた。
「昨年は8月の全英女子オープンに勝って自信に満ちあふれていたし、笑顔もステキでした」(前出の関係者)
今年も初日はボギーなしの3アンダー4位タイにつけ、連覇に向けて好スタートを切ったものの、2日目は2バーディー、4ボギーの73。通算1アンダー20位まで順位を落とし、通算7アンダー首位タイの笹生優花(19)、西村優菜(20)との差は6打に広がった。
渋野は今季、2日目のスコアが低調になる傾向がある。前日の会見でこの件について聞かれると、こう語っていた。
「これまで4試合は何よりも予選カットを気にしていた。アンダーで回っていても予選を通過したいという気持ちが強すぎた。先週(予選を)通ったことによって気持ち的に変わってくるかなというのはあります」