またもキャディー交代…もがく渋野日向子の“浮気性”は吉か
【伊藤園レディス】
「3パットがなかった。パッティングで頑張れたので、(自己採点は)12点ぐらい。3ミリくらい前進しましたかね」
4バーディー、2ボギーで初日を終えた渋野日向子(21)。トップのキム・ハヌルと5打差の20位タイ発進にも、笑顔が見られた。
今大会、渋野はまたまたキャディーを代えた。これで米ツアーから帰国後3戦で3人目。今度の相棒は、所属するマネジメント会社で自らを担当する田谷美香子マネジャーである。
「8月からの2カ月に及ぶ米ツアー転戦にも帯同し、渋野が『ミミさん』と呼んで慕う気心の知れたマネジャーです。マネジャーといっても、アマチュアゴルファーとして2011年の日刊アマゴルフ関東大会を制した実力の持ち主。女子プロのキャディーを務めた経験もある。渋野は先の米ツアーで6試合に出場し、予選落ち2回。一度もトップ20に入ることなく帰国した。日本ツアー復帰後も三菱電機レディスで予選落ち、前週のTOTOジャパンクラシックも30位タイ。本人が、『いろいろな人に(キャディーバッグを)担いでもらって、いろいろな意見を聞きたい』と言っていた通り、不調脱出へ必死です」(ツアー関係者)
初日の20位は今季最高だが、渋野の必死のもがきはいつまで続くか。