梶谷の人的補償で即決 田中俊に巨人が食らう“しっぺ返し”

公開日: 更新日:

 はっきり言って巨人はニンマリだろう。高卒2年目で一軍経験のある直江、山下、元ドラ1の鍬原、堀田といった「若手有望株」は、育成契約に変更されているため、DeNAは手を出せなかった。「育成は指名できないというルールを利用して隠れみのにしている」と中畑氏ら巨人OBに批判されたが、結果として“作戦”が奏功した格好だ。指名されたのは、20歳前後の「若手」ではなく、内海(西武)、長野(広島)のような「チームの顔」でもない。巨人ファンから非難を浴びることもないだろう。

 ただ、DeNAは田中俊の実力を買っている。出場チャンスが増えれば、大化けする可能性はある。軽く見ていると、巨人は思わぬ「恩返し」を食らうこともありそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  2. 2

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 8

    日本にむしろ逆風…卓球王国中国で相次ぐトップ選手の世界ランキング離脱と進む世代交代

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    迷走するワークマン…プロ向けに回帰も業界では地位低下、業績回復には厳しい道のり