大谷が最終カードのマリナーズ3連戦へ 逆転本塁打王のカギは敵の「早めの継投策」
初のタイトル獲得を目指すエンゼルス・大谷翔平(27)が、いよいよ今季最終カードのマリナーズとの3連戦を迎える。
日本時間1日現在、ロイヤルズ・ぺレス(48本)、ブルージェイズ・ゲレロ(46本)に次ぐ45本塁打で3位の二刀流は同地区のライバル球団相手に逆転本塁打王を狙う。
ヤンキースなどと熾烈なワイルドカード(2位以下の最高勝率2チーム)を争うマ軍は1戦目からエース左腕ゴンザレス(今季10勝5敗)、右腕フレクセン(同14勝6敗)、左腕アンダーソン(同7勝10敗)の3人が先発予定。いずれも安定感があるものの、今回は登板間隔が短く、特にフレクセンは中4日。アンダーソンは9月26日のエンゼルス戦から中2日で同29日のアスレチックス戦で投げ、今回は中4日と登板過多が指摘されている。イチローがプレーした2001年以来20年ぶりのポストシーズン進出を目指し、投手陣を総動員するのは必至だ。
マ軍ベンチが早めの継投策に出れば、大谷にとってはチャンスが到来する。カモにしている投手と対戦する機会が巡ってくる可能性もあるからだ。