大谷翔平が味方の拙守に呆れ顔…怒りのバット叩きつけに続く“らしからぬ行動”はキケン
エンゼルス・大谷翔平(27)に似つかわしくない言動が目立っている。
日本時間29日のレンジャーズ戦の七回。左翼ゴセリンが打球を後逸(記録は三塁打)してピンチを招くと、ベンチの大谷は頭を抱えた。捕球していれば、単打で済んでいただけに、味方の拙守に呆れるしかなかったようだ。
ここにきて大谷は、ベンチで怒りをあらわにするシーンが増えた。7回1失点と好投しながら10勝目を逃した27日のマリナーズ戦の七回裏に自軍の打者が凡退に倒れると、バットを叩きつけて感情を爆発させた。同日の試合後の会見で「このままでは(来季以降も)勝てないのではないか」と話したことからも、現有戦力に物足りなさを感じているのは明らかだ。「周りを左右するのはとても難しいこと。それは自分というよりはフロントだったり、首脳陣の分野だと思う」と、戦力の上積みを要求するのはともかく、同僚のミスに目くじらを立てるのは控えたほうがいい。
今季の大谷は投打にわたる活躍が評価され、チームのMVPと最優秀投手に選ばれた。シーズンを通して孤軍奮闘してきたとはいえ、大谷自身も早々とKOされたり、好機で凡退するのも珍しくなかった。