麻生太郎
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未知の恐慌に政治家の払底 “令和の高橋是清”不在の混沌
「戦後最長をうかがう勢い」――。内閣府が2012年12月から続く景気拡大の局面が高度成長期の「いざなぎ景気」(1965年11月~70年7月)を超え、景気回復の長さが戦後2番目になった、と公表したのは18年12月だった。 それか...
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SNS監視に24億円 安倍政権イメージ戦略にカネじゃぶじゃぶ
〈コロナこわいけどぉ、安倍のイヌ見たら元気出た〉――。 星野源の「うちで踊ろう」に便乗した動画を安倍首相がインスタグラムに投稿し、大炎上した途端、ツイッターに全く同じ冒頭の文言が大量に出回った。 この非常時に愛犬と優雅...
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呪いだと? コロナと放射能でオモテナシとはゆかんじゃろ
先月の中旬、参院の財政金融委員会の質疑で、麻生財務相はとんでもないことを口走った。 「日本の五輪は40年周期で呪われている」 1940年には日中戦争で、80年はモスクワ五輪ボイコットで、日本は参加を見送った。40年経っ...
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赤木さんの妻激怒 安倍首相「不誠実答弁」繰り返す罪深さ
「すごく残念で、悲しく、また怒りに震えています。夫の遺志が完全にないがしろにされていることが許せません」 森友学園をめぐる公文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻が23日、2度にわたりコメントを発表した。 ...
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森友文書改ざん 財務省“死人に口なし”で疑惑再燃潰しの卑
森友学園を巡る公文書改ざん問題で、2年前に自殺した財務省職員・赤木俊夫さん(享年54)の妻が18日、国と佐川宣寿元国税庁長官を提訴した。同日発売の「週刊文春」では赤木さんの遺書や、決裁文書の改ざんは「すべて、佐川局長の指示です」と書...
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麻生財務相の50年国債「検討する」も買い手とリスクは?
またひとつ異常事態が加わるのか。麻生財務相が8日、50年物国債の発行について「これからの検討課題だ」と発言し、市場の注目を集めている。これまで財務省の公式見解は「検討していない」だったが、方針転換した形だ。 しかし、50年先...
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“タマネギ男”に“ナッツ姫” 韓国あだ名センスはなぜソフト
娘の大学不正入試など、むいてもむいても疑惑が出てくることから、付いたあだ名が「タマネギ男」。韓国の文在寅大統領の最側近で、次期法相候補の曺国の話だが、どうも黒柳徹子と結び付けてしまうからか、何だか、かわいらしい気もしてくる。 ...
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自民“クビ切り”画策 金融庁長官に2000万円問題の責任転嫁
「老後のために2000万円貯蓄せよ」――。金融庁の報告書に国民の不安は募るばかりだが、そんな国民の思いをよそに“ご立腹”なのが、麻生金融担当相と二階自民党幹事長だ。参院選への悪影響がよほど心配らしい。麻生氏は自分で諮問したクセに報告書...
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「老後へ2000万円貯めろ」麻生大臣の“飲み代”は年2019万円
「年金が不足するから、老後のために2000万円貯蓄せよ」――金融庁の報告書が波紋を呼び、安倍政権に「『100年安心の年金』はウソだったのか」と批判が渦巻いている。当初、「いまのうちに考えておかないと」と居丈高な暴言を吐いた麻生金融担当...
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安倍首相は盟友のために解散 流れる「麻生引退とW選挙」説
「風は気まぐれで誰かがコントロールできるようなものではない」――と、意図的に「解散風」をあおってみせた安倍首相。解散するのか、しないのか。「麻生財務相の政界引退を阻止するために解散するのではないか」という解説が流れている。 ...
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白血病新薬にケチ…命を費用対効果で語る麻生氏に批判殺到
白血病の新型治療薬「キムリア」に対する公的医療保険の適用が22日から始まった。 既存の治療法では効かなかった一部の白血病患者に効果が期待されるキムリア。投与は1回で済むが、価格は3349万円と、1回当たりの薬価としては過去最...
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衆院解散前の恒例行事 安倍&麻生“密室謀議”でW選決断か
「衆参ダブル選挙」に向けた打ち合わせに違いない――。 10連休中に麻生財務相が見せた動きが、永田町に吹く“解散風”を強めている。 平成最後の4月30日夜に安倍首相の私邸を訪れて、2人きりで密談していたからだ。 ...
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桜田辞任が新たな火種 二階幹事長vs麻生財務相で対立激化
これまで何度も失言を繰り返してきた桜田前五輪相。「復興より議員が大事」という信じられない発言は、さすがに傲慢政権もかばいきれなかった。選挙への影響を最小限にするため、早期の更迭で事態の収拾を急いだが、「桜田切り」は政権内の亀裂を深め...
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知事選惨敗で失墜…麻生財務相「消費増税凍結」のシナリオ
「やはり消費増税は難しいのではないか」――。再び増税延期説が流れている。これまで消費増税を後押ししてきた麻生財務相の発言力が急速に低下するとみられているからだ。 ◇ ◇ ◇ 地元・福岡県の知事選の大敗は、麻生大臣...
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地元福岡から始まる麻生降ろし 県知事選惨敗で“追放”危機
麻生副総理と二階幹事長の“遺恨試合”だった福岡県知事選が7日投開票されたが、自民推薦で麻生氏が支援した新人・武内和久氏(47)が、現職で二階派などが推した小川洋氏(69)に95万票もの大差をつけられ大惨敗を喫した。 もともと...
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福岡知事選で“麻生アレルギー” 学会や九州財界から爪弾き
花粉症の方にはツライ日が続くが、福岡では“麻生アレルギー”が猛威を振るっている。21日告示の県知事選(4月7日投開票)は、麻生財務相が支援する新人と、二階幹事長が後押しする現職との“遺恨試合”と騒がれているが、現状は、麻生氏側が大き...
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“黒塗り違法”判決にもダンマリ…財務省の呆れた隠ぺい体質
森友学園が計画していた小学校の設立趣意書の開示を巡る裁判。大阪地裁が14日下したのは、国に賠償を命じる判決だった。判決に至る経緯は、ざっと次のようなものだ。 一昨年5月、神戸学院大教授の上脇博之氏が設立趣意書などの公開を財務...
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「物価2%」にダメ出し 麻生財務相アベノミクス“敗北宣言”
政府と日銀の「共同声明」(2013年)で始まった異次元緩和政策。安倍政権と結託した黒田日銀は今も「2年で物価上昇率2%」をかたくなに維持しているが、6年経ってもその兆しは全く見えない。出口戦略も不透明な中、ついに「漢字の読めないアホ...
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麻生氏ポロリ本音 “アベノミクス偽装”は「支持率のため」
「総雇用者所得は増えている」「有効求人倍率が全都道府県で1倍を超えた」など安倍首相がアベノミクスの成果を喧伝するフレーズには、「政権にとって都合のいいデータばかり利用している」という疑惑が付きまとってきたが、やっぱりそうだった。12日...
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麻生氏「子どもを産まない方が問題」発言で炎上でも無反省
「俺は何を言っても許される」と思っているのか――。麻生財務相が3日、地元講演会で「年を取ったヤツが悪いみたいなことを言う変なやつがいるけど、それは間違っている。子どもを産まなかった方が問題なんだから」と発言。大炎上している。 ...
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今度は消費税で…“菅vs麻生”キングメーカー争いが始まった
また、麻生財務相と菅官房長官の“内紛”が勃発している。すでに、4月7日に行われる福岡県知事選を巡って対立している2人。麻生氏は新人、菅氏は現職と、それぞれ別の候補者を支援している。「麻生vs菅」は、2016年に行われた衆院福岡6区の...
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ジェンダー差別発言 麻生財務相がやはり「ワースト」に
やっぱり麻生財務相がワーストだった。大学教員や弁護士でつくる「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」が、政治家が発したジェンダーに関わる見過ごせない問題発言についてインターネット投票を行った結果を9日、発表した。 ワーストは、...
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大発会で見えた日本経済の脆弱 口先首相に騙されている国
今年の大発会はおとそ気分を吹き飛ばす展開だった。4日の東京株式市場で、日経平均株価は暴落。終値は前年末比452円81銭安の1万9561円96銭に落ち込み、またも節目の2万円を割り込んだ。大発会としての下げ幅は2016年以来3年ぶりの...
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安倍政権内の力学に異変…福岡知事選で“菅vs麻生”対立激化
会期延長することなく臨時国会が閉幕し、安倍首相は趣味のゴルフに繰り出すなど、弱小野党のもとで政権は安泰に見える。だが、ここへきて頼みの北方領土交渉の行方に暗雲が垂れ込め、マスコミ各社の内閣支持率はこぞって下落。そのうえ政権内の力学に...
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水道民営化のウラに…麻生財務相“身内に利益誘導”の怪情報
10日閉幕した臨時国会で、安倍政権が強行成立させた「水道民営化法」を巡り、かねて民営化を推進してきた内閣府に“水メジャー”の仏「ヴェオリア」の日本法人社員が出向していたことが発覚。「利益誘導だ」と批判が噴出したが、実は「麻生財務相も...
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防衛費増で財政は火の車 税を巡る“亡国政権”の支離滅裂
なぜ、国会で取り上げないのか。いますぐ野党は問題にすべきだ。「東京新聞」が驚くべき話をスクープしている。 29日付の東京新聞によると、アメリカから兵器を買い過ぎたために、安倍政権は防衛予算が不足し、日本企業への支払いが出来な...
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最高顧問は麻生大臣 実習生を食い物にする“ピンハネ協会”
中身スカスカ、白紙委任の“移民法案”の審議が猛ダッシュで進んでいる。なりふり構わず、外国人労働者受け入れ拡大を目指す裏には、政治の利権が絡んでいる。膨らむ利権に与野党問わず群がる中、その筆頭格を担うのは麻生財務相だ。 第2次...
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麻生財務相舌禍が波紋 反増税一揆が起こらない摩訶不思議
必ず「レンポウ」と言い間違えるポンコツ五輪相の口より、放言財務相の口の方が、よほど「国難」を招いている。朝日新聞がきのう(9日)付朝刊4面に掲載した2段見出しの記事の内容は衝撃的だ。 見出しは〈日米経済対話 また見送りに〉〈...
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マルチ商法「ジャパンライフ」にチラつく安倍政権との蜜月
顧客約6800人、負債総額約2400億円――。マルチ商法まがいの手口で、磁石を埋め込んだ健康グッズの預託商法を全国展開していた「ジャパンライフ」(東京)による消費者被害をめぐる捜査が本格化の様相だ。 1975年に設立されたジ...
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署名運動も始まった 麻生財務相の“追放運動”は拡大の一途
国民の怒りはもはや頂点に達した。安倍首相が辞めさせないなら、国民が引きずり降ろす以外にない。狙いはもちろん決まっている。第4次安倍改造内閣で留任した“ヒョットコ顔男”こと、麻生財務相のクビだ。 麻生氏留任に対する国民の不信感...