田中広輔
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野村監督の部屋の黒板には二軍選手の成績や内容がギッシリ
広島の2016年からのセ・リーグ3連覇は、丸佳浩(現巨人)、菊池涼介、田中広輔、鈴木誠也といった生え抜きの主力がチームを牽引した。監督は緒方孝市だが、若かった彼らを二軍から一軍に引き上げ、我慢強く起用した野村謙二郎元監督の功績でもあ...
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広島・小園レギュラー定着に現実味 首脳陣も舌巻く吸収力
棚ボタではない。 広島は29日、田中広輔(30)が右膝半月板部分切除手術を受けたと発表。全治は明らかにしていない。今季は打撃不振が続き、22日には5年ぶりに登録抹消。シーズン序盤からあった痛みを押して出場を続けていたとみられ...
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丸の活躍に味しめた?“補強マニア”G原監督が狙う次の標的
丸さまさまである。 20日のオリックス戦。巨人は2点を追う六回、五回までわずか1安打に抑えられていたK―鈴木から、丸佳浩(30)が左翼ポール際ギリギリに技ありの同点2ラン。続く2―2の八回2死一、二塁では、2番手・近藤から右...
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広島・田中広輔やっと打率2割…もがき苦しんだ2カ月を吐露
屈辱の1割台を脱出した。 開幕から打撃低迷にあえいでいる広島の田中広輔(29)。4月には27打席無安打と不振を極めた時期もあった。球場のスターティングメンバーの中で表示される1割台の打率がその深刻さを物語っていた。 ...
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育成のカープに異変 タナキク抜けたら“暗黒時代”へ逆戻り
古株の広島OBが、苦笑いを浮かべてこう言う。 「丸や新井が抜けても、あと2年は優勝を狙える。もし、今オフに菊池がポスティングでメジャー挑戦し、来オフに田中がFA権を行使して移籍したとしても、その間に後釜をつくっておけば、勝ち続...
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高卒で異例の一軍帯同 広島小園をコーチ先輩“絶賛”の理由
広島入団の高卒新人野手では27年ぶりに一軍キャンプに帯同している小園海斗(18)。 山田和利内野守備走塁コーチはこう言う。 「物おじしない性格で、守備もプロと遜色ないレベル。スローイングの細かい部分の修正はひとつふたつ...
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棚上げされたG坂本の後継者問題 若手の猶予はたったの2年
巨人・坂本勇人(30)が15日、沖縄県那覇市内で自主トレを公開した。主将として5年目を迎え、「キャリアハイを目指したい。絶対に優勝すると毎年言っている」と5年ぶりのリーグ優勝奪回を誓った。 巨人は昨秋のドラフト1位で大阪桐蔭...
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田中広輔3位指名は編成重視のドラフト戦略で急遽決まった
「1位の選手がまだ1人残っとるやろ? 田中よ田中。どうなんだ?」 2013年のドラフト。2位指名が終わったところで、カープの松田元オーナーが口火を切り、事態は急転した。 「田中広輔はどこかケガでもしてるのか? もう一回、...
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「忍者がいる」と視察…中京学院大・菊池涼介の衝撃光景
「忍者みたいな選手がいるんです。見に来てください」 担当の松本有史スカウトの熱意に折れる形で、無名に近かった中京学院大の菊池涼介という選手を見るため、岐阜へ向かった。 部員が100人以上練習していても、ズバぬけて速いベ...
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巨人入り決断のFA丸 田中広輔に「心配は家族」と悩み吐露
広島から国内FA権を行使した丸佳浩(29)が巨人に移籍する意思を固めたことが29日、分かった。地元の中国新聞も報じている。きょう30日に正式表明する。 2年連続セ・リーグMVPを受賞した大物を巡っては、広島、ロッテ、巨人の3...
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“緩衝材”新井貴浩の引退で…V3広島の来季に早くも懸念材料
「2次会は黒田さんの家でやります! 300人いけるみたいなので」 ビールかけの中締めでこう言って笑わせたのは、今季限りで現役を引退する広島の新井貴浩(41)。26日にリーグ3連覇を果たし、緒方監督の胴上げが終わると、スタンドか...
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V3広島は球界新盟主 純利益10年100倍で経済効果は巨神以上
「広島がこのまま日本一になれば、新盟主誕生といっていいでしょう」 こう話すのは、関大名誉教授の宮本勝浩氏だ。広島が26日のヤクルト戦に勝利し、リーグ3連覇を達成した。観客は3万2244人。真っ赤に染まったマツダスタジアムで、緒...
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広島は黄金時代へ 前編成グループ長が明かすドラフト秘話
広島が26日、球団史上初のリーグ3連覇を達成した。いよいよ黄金時代に突入した広島の強さの秘密は「チーム編成」にある。過去に一度もFA補強をせず、ドラフトで指名した生え抜きの選手たちが躍動する。2008年から17年まで編成グループ長と...
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広島に“聖域”なし 「タナキクマル」復活までの内なる闘争
「中では結構バチバチやってますよ」 こう言うのは、広島のマスコミ関係者だ。 リーグ3連覇を目前に控える広島。21日の阪神戦では8月17日以来となる1番田中、2番菊池、3番丸の「タナキクマル」トリオが復活した。 ...
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入団は“コネ”だった…広島・新井貴浩の壮絶プロ人生20年
12球団のドラフト候補には入っていなかった――。 5日に現役引退会見を行った広島の新井貴浩(41)。通算2200安打、319本塁打を誇る男も、アマ時代はプロ入りすら危うかった。 ■「契約金はいりません」 199...