カルロス・ゴーン
-
ゴーン被告逃走にスペシャリストの元グリーンバレーが同行
日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告がレバノンに逃亡した事件で、米陸軍特殊部隊グリーンベレーの出身者が経由地のトルコ・イスタンブールまで同行、逃亡を手助けしていた。米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版が3日、トルコの捜査に詳し...
-
「ゴーン裁判」立証困難の特捜部 “組織崩壊”危機が到来か
日産のカルロス・ゴーン元会長が、東京地検特捜部に逮捕されたのは2018年11月19日。その後、特別背任容疑を含め計4回逮捕された。初公判は来年4月に予定される。カリスマ経営者の将来はいかに。「無罪放免」となれば、逆に追い込まれるのは...
-
逮捕から1年…ゴーン被告につきまとう“謎のバイク”の正体
日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告の逮捕から19日で1年になるのを前に、弁護団の弘中惇一郎弁護士らが11日、外国特派員協会で会見を開いた。 弘中氏は「検察の手元にある証拠で、犯行を立証するものはひとつもない」と東京地検を...
-
不正報酬4000万円認めても 日産西川社長“厚顔居座り”宣言
この男にだけはついていきたくない――。そう思った社員も多いんじゃないか。日産自動車の西川広人社長は5日、社内規定に違反して、かさ上げした役員報酬を不正に受領していたことを認めた。差額の報酬は返還するという。 6月10日発売の...
-
開催発表も中止に…ゴーンが“幻の会見”で伝えたかったこと
あっという間にキャンセルだ。28日、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)が、昨年11月の逮捕以来初めての記者会見を開くと発表したものの、わずか3時間半後に中止する珍事があった。 午後2時すぎ、主催者の日本外国特派員...
-
夫婦一緒は人権固有の権利…ゴーン弁護団最高裁に特別抗告
会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告(65)の弁護団は15日、ゴーンと妻のキャロルさんとの接触を禁じた保釈条件の撤回を認めなかった東京地裁の決定を不服として、最高裁に特別抗告した。 ...
-
経営統合を諦めていないルノーは日産の自滅を待っている
4月8日の臨時株主総会で日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏は取締役を解任されたことで日産自動車にとっては「ただの人」になった。ゴーン氏が経営に与える影響は全くないだろう。これから日産にとって大きな課題となるのは、ルノーとの関係をど...
-
ガバナンス不全 新設の取締役会議長は榊原氏で機能するか
日産自動車前会長のカルロス・ゴーン氏の豪邸を購入・保有していた会社が、監査の目を逃れるかのように巧妙に連結外しされていたことを連載8回目で述べた。実は会社設立も、連結外しも、役員が参加する「経営会議」で提案、承認されていた。 ...
-
ゴーンに媚びて「甘い汁」を吸った“チルドレン”幹部たち
日産自動車前会長、カルロス・ゴーン氏がやってきた「悪事」をうすうす知っていながら見逃してきた日産の取締役会は機能していなかったというか、コーポレートガバナンスが腐り切っていたと、連載2回目の最後で述べた。 ゴーン氏に媚びて「...
-
ゴーンによる日産の“私物化”を黙認していた役員たちの責任
日産自動車の臨時株主総会が4月8日、都内のホテルで開かれた。議案は、カルロス・ゴーン前会長と、その最側近だったグレッグ・ケリー氏の取締役解任、新たにルノー会長となったジャンドミニク・スナール氏の取締役選任だ。 「(ゴーン氏とケ...
-
仏ルノーが経営統合に意欲 日産が抜けられないゴーン路線
仏ルノー、日産自動車、三菱自動車の3者連合が、新体制の設立を発表してから2週間。日産にとって頭を悩ますニュースが飛び込んできた。 27日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)によると、ルノーは今後1年以内に日産との...
-
イメージ戦略に日産腐心…ガバナンス委提言が夜公表の理由
ゴーン前会長の事件を受けて日産自動車が設置した「ガバナンス改善特別委員会」が27日提言をまとめ、記者会見を開いて公表する。取締役の過半数を社外取締役にしたうえで、「指名委員会等設置会社」に移行し、人事や報酬決定の手続きの透明化などを...
-
日産は会長職死守も…ルノー完全勝利“新アライアンス”の裏
日産自動車のゴーン前会長が逮捕(昨年11月)されて以降、初めて3社のトップがそろって会見を行った。 12日夕方、日産本社(横浜市)で西川広人社長兼CEO、三菱自動車の益子修会長兼CEO、仏ルノーのスナール会長とボロレCEOの...
-
日産vsルノーは第2R激化 4.8株主総会へ“委任状争奪戦”情報
日産自動車のゴーン前会長が保釈されたのは先週6日のこと。テレビのワイドショーや報道番組は、連日のようにゴーン被告の“作業着姿”を伝えた。 「ゴーン被告の変装に話題が集中したことで、日産の経営にまつわる話がほとんど伝えられなくな...
-
日産は戦々恐々…ゴーン前会長「役員会」出席阻止策あるか
日産ゴーン前会長の保釈で、西川広人社長はメディアの直撃を受けている。一見、冷静を装っているが、内心は戦々恐々だろう。 「日産にとって都合の悪い話を次々と暴露されかねません。ゴーン前会長は現在も日産の取締役なので、役員会に出席す...
-
ゴーン被告保釈で…前代理人・大鶴弁護士と地裁が赤っ恥
「これから倍返しだ」 3回目の保釈請求が認められた日産の前会長カルロス・ゴーン被告は東京拘置所内で、心の中でこう叫んだに違いない。 代理人を務める弘中惇一郎弁護士は保釈請求の際、居住地を東京都内に制限することや、海外渡...
-
真冬でも毛布2枚…ゴーン家族が“人権侵害”国連に申立てへ
自白するまで釈放しない日本の“人質司法”の悪しき慣習が国連に訴えられる。日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告の家族の弁護士は4日、パリで記者会見し、100日以上勾留されているゴーンの「基本的人権」が侵害されているとして、国連人権高...
-
日産の“暴君”と対決した元広報マンはゴーン事件をどう見る
日産自動車のカルロス・ゴーン元会長の逮捕劇。時を同じくして話題になったのが、この人が書いた「日産自動車 極秘ファイル 2300枚」(プレジデント社)という本だ。数十年前にも日産には「暴君」が存在した。労組のドン、塩路一郎氏である。当...
-
怪文書は予告していた…ゴーン被告弁護人“電撃交代”の裏側
カルロス・ゴーン被告(64)の弁護人を務めていた大鶴基成弁護士ら2人の弁護人が13日、辞任届を提出した。理由は明らかにしていない。新しい弁護人には弘中惇一郎弁護士が就いた。 なぜ、この時期に弁護人が代わったのか。 「大...
-
長引く拘置所生活で…日仏政府も懸念するゴーンの拘禁反応
安倍首相とマクロン仏大統領の電話会談が波紋を広げている。2人は25日に約20分間、日産自動車と仏ルノーの提携について協議。マクロンはカルロス・ゴーン被告の後任となる日産新会長について、ルノー新会長のジャンドミニク・スナール氏が務める...
-
社長退任示唆で動き活発 日産“ボスト西川”の有力候補たち
ルノーの新会長に仏タイヤ大手ミシュランCEOのスナール氏が24日に就任し、「日産・ルノー」の関係は新たな段階に入った。 同日夜に会見した日産の西川広人社長は、スナール氏を日産の取締役に選任する考えを明らかにしたのと同時に、ガ...
-
仏経産省がルノーにゴーン解任要請「次の段階に進むべき」
フランスのルメール経済・財務相は16日、自動車大手ルノーの取締役会に対し、会長兼最高経営責任者(CEO)であるカルロス・ゴーン被告の解任に向けた取締役会の開催を要請したことを明らかにした。 仏テレビLCIのインタビューで語っ...
-
社内調査で私的流用が次々…日産がゴーンに損害賠償請求へ
日産自動車がカルロス・ゴーン前会長の姉との間で実体のないコンサルタント契約を結び、2003~16年に総額75万5000ドル(約8200万円)の報酬を不当に支払っていたことが、日産の社内調査で明らかになった。 日産は03年3月...
-
仏紙ルモンド「ゴーンCEO解任」を主張 3社連合の維持訴え
日産と三菱自動車がカルロス・ゴーン被告を会長職から解任したのに対し、今も不正を認定する十分な情報がないとして会長兼CEOからの解任を見送っている仏自動車大手ルノー。15日付の仏有力紙ルモンドが論説委員の記事で、ゴーン被告を「CEOか...
-
ゴーン保釈不許可も…クーデター失敗で続く日産の暗中模索
電撃逮捕から53日。会社法違反の特別背任容疑で東京拘置所に身柄を置かれている日産自動車のカルロス・ゴーン前会長の勾留期限が11日、切れた。 東京地検特捜部は金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)での起訴に続き、特別背...
-
ゴーンに新疑惑続々 側近の仏ルノー副社長にも不透明報酬
日産自動車のカルロス・ゴーン前会長に新疑惑が続々と浮上している。 ゴーンの側近で仏ルノーのムナ・セペリ副社長に対し、日産、ルノー、三菱自動車の3社連合の統括会社「ルノー・日産B・V」から不透明な報酬が支払われていた疑いが持ち...
-
日産再建のキーパーソンに 元レースクイーン役員が急浮上
東京地裁は9日、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者が求めていた勾留の取り消し請求を却下した。金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)で最初に逮捕されたのは昨年の11月19日。再逮捕後の勾留期限は11日までで、ゴーン容疑者...
-
共犯者扱いに激怒 大物サウジ実業家が検察を訴える可能性
東京地検特捜部にご立腹のようだ。サウジアラビアの大富豪が、「ゴーンvs検察」の“仁義なき戦い”に参戦しそうな雰囲気である。 ゴーン容疑者の特別背任容疑のひとつは、日産子会社からサウジの実業家ハリド・ジュファリ氏に約16億円を...
-
前代未聞の大反撃 ゴーンvs検察“劇場型”の全面対決<上>
「I am innocent(私は無実だ)」――。会社法違反の特別背任容疑で東京地検特捜部に再逮捕された日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者は8日、東京地裁の法廷で繰り返しこう訴えた。長い拘置所生活で頬はこけ、表情には疲れがにじみ...
-
反撃を恐れた西川社長の意向か?日産にゴーン派一掃の動き
日産自動車で最高執行責任者(COO)や副会長を務めた志賀俊之取締役が、6月の株主総会で退任することが8日分かった。 志賀氏は1999年、経営危機に陥った日産と仏自動車大手ルノーの資本・業務提携を推進。ゴーン体制下の2005年...