黒田東彦
-
翻弄され怯える庶民 アベノミクスの懺悔なく「成長へ移行」とは驚いた
ようやく日銀が円安是正に動き出したが、これを手放しで喜べないのは凄まじい副作用に誰も責任を取らないからだ 日本経済を破綻させた経済政策の謝罪もなく、成長を強弁する岸田・日銀の身勝手と無責任にいつまで国民は振り回されるのか ...
-
実質賃下げに雀の涙の4万円 岸田さん、あなたは国民をバカにしているのか
ついにリーマン超えだ。もう丸2年も物価上昇が賃金の伸びを上回っている。家計はいつまで苦しめられるのか。じわじわとしたダメージの蓄積ほどこたえるものはない。 厚労省が9日公表した3月の毎月勤労統計調査。現金給与総額(名目賃金)...
-
アベノミクスにも断罪、ケジメを 地獄の円安にも有権者の決起が必要
いまだ実態解明されない自民党の裏金事件は、浄化しがたい金権腐敗体質を再び露呈させた。事件後初の国政選挙だった衆院3補選で岸田自民党は全敗。いよいよロープ際だが、連中の大罪はこれにとどまらない。暮らしに悪影響を及ぼしている歴史的円安、...
-
1ドル=160円台突入を指をくわえて傍観か…34年ぶり円安水準で問われる財務省の姿勢と曖昧説明
アジア市場では1990年4月以来、34年ぶりの円安水準となる1ドル=160円台に急落した29日の東京外国為替市場の円相場。午後になって154円台へと約6円も急反発したことから、市場では政府、日銀が為替介入に踏み切ったとの観測が広がっ...
-
なぜ辞退しない? 円安物価高の“A級戦犯”黒田東彦・前日銀総裁に「叙勲」のブラックジョーク
よりによって、である。一時、1ドル=160円を突破するほどの超円安が加速する中で、この事態を招いた“A級戦犯”に勲章が授与される。黒田東彦・前日銀総裁のことである。 政府は29日付で春の叙勲を発表。4108人が受章し、「公務...
-
お気楽な黒田前総裁の日経連載 異次元緩和修正ならばこれだけの出血と覚悟が必要だ
異次元緩和が招いた副作用で、止まらない円安と物価高に庶民が喘いでいる。そんな中で今月1日から始まった黒田東彦・前日銀総裁の日経新聞の連載。後任の植田和男総裁が“負の遺産”の扱いに手間取るのを尻目に、退任からわずか7カ月で厚顔無恥にも...
-
後任は混乱の真っただ中 もう「私の履歴書」に登場した黒田前日銀総裁に唖然
いやはや、驚いた。日本経済新聞が朝刊最終面で掲載している「私の履歴書」。政治や経済、文化、スポーツなどの領域で大きな業績を残した人物が月替わりで自らの半生を語る。1956年から続く日経の名物コラムに1日からナント、日銀の黒田東彦前総...
-
日銀・植田総裁が国際デビューで「インフレ放置」宣言…金融政策は前任者継承を明確に
日銀の植田和男総裁は12日、米ワシントンで開かれたG7財務相・中央銀行総裁会議に出席し、国際舞台にデビューした。海外にいる解放感からなのか、就任会見とは打って変わり、現地の記者会見は口が滑らかだった。 植田氏は物価をめぐる金...
-
物価対策も一時しのぎ 自民党政権ではいつまでたってもゼロ成長
「何の反省もありませんし、負の遺産だとも思っていません」──。不愉快そうな表情でそう答えたのは日銀の黒田総裁だ。10日の金融政策決定会合後の記者会見。来月8日に任期満了を迎える黒田にとって最後の定例会合で、記者の質問は当然、この10年...
-
黒田総裁は異次元緩和維持で“無責任”幕引き…日銀植田新体制の船出はパニック必至
日銀は10日、黒田東彦総裁下で最後の金融政策決定会合を開き、異次元緩和の維持を決めた。一部の期待を裏切り、黒田氏は動かなかった。後任の植田和男氏は4月9日に就任。新体制は波乱の船出となりそうだ。 BNPパリバ証券の河野龍太郎...
-
白川方明・日銀前総裁が“アベクロ”猛批判…アベノミクスを「壮大な金融実験」とバッサリ
日銀総裁候補の国会同意人事案の採決まで1週間となる中、アベノミクスの立役者である黒田総裁に対する痛烈な批判が話題だ。10年に及ぶ異次元緩和は国際競争力を低下させ、足元の輸入物価高を招いている。酷評されて当然なのだが、発言の主が言葉を...
-
植田・日銀新総裁候補「所信聴取」で露呈…物価高への“大甘”認識が庶民を苦しめる
「基調的な物価上昇率は、2%を持続的安定的に実現するまでには、なお時間を要する」 「金融緩和を継続し、経済をしっかり支える」 次期日銀総裁候補の植田和男氏が先週24日の衆院に続き、27日参院での所信聴取に臨んだのだが、発...
-
黒田日銀総裁が3月の金融政策決定会合で“最後っ屁”? あるのか一気の「2倍利上げ」
衆院は24日、議院運営委員会を開き、日銀の次期正副総裁候補3人から所信を聴取。3月20日に氷見野良三、内田真一両氏が副総裁に、4月9日に植田和男氏が総裁に就任し、日銀の新体制がスタートする。10年間務めた黒田総裁は“お役御免”となる...
-
異次元緩和の修正など出来るのか やるなら歴代政権と黒田日銀の断罪が先
恐らく政権サイドのリークなのだろう。4月8日に任期満了となる黒田日銀総裁の後任に、経済学者の植田和男氏をサプライズ起用した舞台裏についての報道が盛んに流されている。 昨年の夏ごろから首相官邸で候補者リストが作られ、財務省や日...
-
本命が固辞、安倍派のドーカツ 日銀総裁人事“ろくでもない”裏側
4月8日に任期満了となる日銀の黒田総裁の後任に、元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏を起用する人事案が14日、国会に提示された。3月19日に任期が切れる副総裁2人の後任には、前金融庁長官の氷見野良三氏と日銀理事の内田真一氏を充てる方...
-
植田日銀新総裁の急激な利上げを日本通エコノミスト予測 「1年後金利4倍」で市場はパニック
政府は14日、新たな日銀総裁に経済学者の植田和男氏(71)を起用する人事案を国会に提示した。植田氏は当面、金融緩和を継続する意向だが、どこかで出口に向かうとみられている。市場は早速、反応。緩和修正の懸念から、13日の株価は前週末比2...
-
日銀総裁人事でもチラつく影 今なお国を歪める安倍の亡霊
やはり、安倍派におもねった人事案なのか。 政府は14日、日銀の黒田総裁の後任に経済学者の植田和男氏を起用する案を国会に提示。新たな副総裁に前金融庁長官の氷見野良三氏と日銀理事の内田真一氏を起用する人事案と合わせて、早期に国会...
-
いきなり「黒田日銀は正しい」とは 植田新日銀総裁に失望の声
「物価の番人」と呼ばれる日銀の新総裁と副総裁2人の人事案が14日、国会に提示される。先週末から報道されている通り、黒田総裁の後任に就く見通しなのは、元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏。新体制を支える副総裁候補は、前金融庁長官の氷見野...
-
日銀「植田新総裁」は異次元緩和をやめるのか、やめないのか…サプライズ人事に市場狂乱
「ポスト黒田」は思いもかけない人物だった。4月に任期満了となる日銀の黒田総裁の後任に、元日銀審議委員で経済学者の植田和男・共立女子大教授(71)の起用が固まった。経済学者出身の総裁は戦後初。岸田政権は副総裁に、前金融庁長官の氷見野良三...
-
年寄りにはタンス預金しかない ルフィの背景に黒田日銀の大罪
事件の話題がこれだけ長続きするのは、久しぶりだ。連日、大新聞・テレビを賑わせてきた「ルフィ」グループの幹部4人が日本に強制送還。ついに逮捕されると、大メディアは朝から晩まで大騒ぎ。まさにルフィ報道一色である。 フィリピンを拠...
-
【日銀人事】黒田路線継承報道で円安、株高 「今だけ金だけ」が続く市場の刹那
国民生活がこれだけ物価高に苦しめられているというのに、“持続的なインフレ”を実現するためだとか言って金融緩和策を続ける日銀の黒田総裁が、4月8日にようやく2期10年の任期満了を迎える。政府は後任人事案を来週にも、2人の副総裁候補とと...
-
日銀の保有国債含み損は12月末に8.8兆円!黒田総裁の「負の遺産」はまだまだ増える
とんだ置き土産だ。日銀の黒田総裁は3日の衆院予算委員会で、日銀の保有国債の含み損を明かした。その額、実に約8兆8000億円。昨年9月末時点で8749億円のマイナスと2006年3月末以来、16年半ぶりに含み損が発生したが、たった3カ月...
-
日銀「共通担保オペ」初実施…“禁じ手”同然「絶対に儲かる投資話」で黒田総裁のメンツ死守
「絶対に儲かる投資話」は存在する──。18日の日銀金融政策決定会合で拡充が決定された「共通担保オペ」。23日、初めて5年債で実施された。 「共通担保オペ」と聞いてもチンプンカンプンだが、何を意味するのか──。日銀は10年国債の利...
-
岸田首相の「黒田切り」明言が波紋呼ぶ…日銀総裁人事で“安倍派分裂”待ったなし
「まず人は代わる。人事をしっかり決定した上で、国会に提示する」 4月に任期満了を迎える日銀・黒田総裁の後任人事について、岸田首相が22日のBS番組でこう発言。2月中に人事案を国会提出すると明言した。岸田首相は、約10年間も大規...
-
異次元緩和“刹那”の継続 黒田日銀、打つ手なしのガンジガラメ
「長期金利の変動幅をさらに拡大する必要があるとは考えていない」 日銀は18日の金融政策決定会合で、全員一致で現在の大規模な金融緩和策の維持を決定した。現在0%程度に誘導している長期金利については許容する上限を0.5%程度に据え...
-
4月8日に任期満了の黒田総裁が置き土産…日銀新総裁が抱える“三重苦”の中身
“貧乏くじ”の引き受け手はいるのか──。日銀黒田総裁は4月8日に任期満了を迎える。政府の後任人事案は2月10日にも国会に提示される方向だ。歴代最長の10年居座った黒田氏はいくつもの「ゆがみ」を生み出し、解決のメドすら立てずに退任する...
-
4月退任までに何が起こるか 黒田日銀の断末魔と大混乱
もはや制御不能ではないのか。4月に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁の退任を目前に、10年間に及んだ異次元緩和は断末魔の様相を呈してきた。 日銀は昨年末、イールドカーブ・コントロール(YCC)でゼロ付近に抑え込んできた長期金...
-
日銀は“黒田総裁のメンツ”最優先 市場崩壊も「異次元緩和」継続か…注目の金融政策決定会合
日銀と市場との攻防が激しさを増す中、17日と18日、日銀の金融政策決定会合が開かれる。異次元金融緩和の継続か、修正か──。BNPパリバ証券の河野龍太郎氏は「(修正の可能性は)五分五分に近い」との見方を示している(14日付日経新聞)。...
-
追い詰められた黒田日銀…もはや市場を制御できず、異次元金融緩和は「破綻」秒読み
日銀がマーケットにケンカを売られ、追い詰められている。13日の国債市場で10年国債の利回りは日銀が容認する0.5%を超え、一時0.545%まで上昇(国債価格は下落)。昨年12月の金融政策決定会合で「国債市場、債券市場の機能度を改善す...
-
住宅ローン金利は上昇するのに預金の利息がアップしない「これだけの理由」
2023年は「その日」が来る。その日とは日銀の異次元緩和の金融政策の転換である。これまで日銀は、デフレ脱去を図るため、直接、国債市場、株式市場、不動産市場に介入、大量の国債、ETFやJ-REITを資本市場から買い入れ、過剰流動性を市...