黒田東彦
-
日銀が恐れる株価暴落とさらなる円安 金融引き締めに動けない理由
日本銀行の黒田東彦総裁は17日、現時点での金融引き締めや利上げは景気の下押し圧力になり「適切でない」との見解を示した。欧米の中央銀行がエネルギー価格の急騰などから相次いで利上げをする中、異次元緩和政策を続ける。 2013年4...
-
焦り出した岸田首相…参院選公示前に日銀黒田総裁と「会談アピール」の姑息
「どうも雲行きが変わってきた。先週の嫌な流れが今週も続いている」 参院選公示を22日に控え、自民党幹部らが焦り出した。 「嫌な流れ」とはメディアの世論調査結果のこと。10~13日に実施した時事通信と11~13日に実施した...
-
日本銀行は「物価の番人」であり「株価の番人」「政府の番犬」ではないはずだ
1882年に創業された日本銀行は日銀法に基づく認可法人で、1983年に株式を上場している。資本金は1億円で、財務大臣が55%の出資者となっている。 それはともかく、元首相の安倍晋三が「日銀は政府の子会社」と発言したり、現総裁...
-
円安放置で軍拡外遊 こんな岸田自民党が勝ったら世も末だ
「黒田円安」「岸田インフレ」に苦しむ庶民の生活実感とは、かけ離れた政策決定だ。物価高を助長する円安が進む中、日銀は17日の政策決定会合で異次元レベルの大規模金融緩和策の維持を決めた。かたくなに緩和を続ける黒田東彦総裁の異常さは、世界各...
-
安倍元首相が防衛次官の交代人事に激オコ! 岸田首相に直談判もあえなく却下される
霞が関は人事の季節だが、防衛省事務次官の交代劇が波紋を広げている。 17日の閣議で防衛省の島田和久次官の退任人事が正式に決まったことは、政界で驚きをもって受け止められた。岸田首相が安倍元首相にケンカを売ったとみられているのだ...
-
日銀黒田総裁の常識は「世界の非常識」 緩和継続・円安放置で海外投資家の笑いモノに
もはやテコでも動かず、円安を放置だ。日銀は17日まで開いた金融政策決定会合で、異次元緩和の継続を決定した。 会合後の会見で、黒田東彦総裁は「最近の急激な円安は経済にとってマイナス」との認識を示したが、「為替をターゲットに政策...
-
日銀総裁「ポスト黒田」の有力候補に浮上…対照的な経歴の「2人の名前」
いま金融界で密かに読まれている本がある。前日銀副総裁の中曽宏氏(東大大学院経済学研究科金融教育センター特任教授、大和総研理事長)が著した「最後の防衛線 危機と日本銀行」(日経BP日本経済新聞出版刊)だ。5月中旬に発売されたばかりで、...
-
このままで岸・黒恐慌 岸田首相よ、この相場で投資を勧めるのか
13日、対ドル相場で一時1ドル=135円台前半となり、バブル崩壊後の金融危機が深刻化して市場が「日本売り」の様相を呈していた1998年以来の水準にまで急落した外国為替市場。同日開かれた参院決算委で、日銀の黒田総裁は「政府と緊密に連携...
-
コケにされた通貨当局 世界の食い物にされている日本市場
円の急落に歯止めがかからない。13日円相場は、とうとう1ドル=135円まで下落。心理的な節目とされた135円をあっさり突破してしまった。135円台は、日本が金融危機に陥った1998年以来、実に24年ぶりの円安水準である。今年に入って...
-
黒田総裁辞任でも円高効果はせいぜい10円…円安ブレーキを阻む「アベの壁」
円安が止まらない。13日は一時1ドル=135円台前半まで下落。約24年ぶりの円安水準となった。急速な円安進行が襲っても、「金融緩和を粘り強く続ける」と強弁する日銀の黒田総裁の辞任が円安ブレーキの特効薬だが、それを阻むのが「アベの壁」...
-
円安進行「傍観」の黒田日銀総裁の意外な過去 かつては市場介入に積極的だった!
円安進行が止まらない。13日の東京外国為替市場では、円相場が一時1ドル=135円台に下落し、2002年2月以来約20年4カ月ぶりの円安水準となった。 財務省と金融庁、日銀は前週末、「急速な円安の進行が見られ、憂慮している」と...
-
黒田総裁お次は「値上げ許容」根拠データの“悪用つまみ食い”が発覚!
日銀の黒田総裁は8日の衆院財務金融委員会で「家計が値上げを受け入れている」という6日の講演での自身の発言を「表現は全く適切でなかった」として撤回した。参院選を控えた政権に配慮し、火消しに躍起だが、〈#値上げ受け入れてません〉とSNS...
-
自民に勝たせたら万事休す 日銀・黒田大放言に庶民は鉄槌を
「家計の値上げ許容度も高まっている」──日銀の黒田総裁が大放言の釈明に追われている。6日、都内の講演で放った浮世離れ発言にネット上などで批判が集中。7日の参院財政金融委員会で「必ずしも適切な言い方でなかった」と発言を事実上修正した。 ...
-
黒田日銀総裁のセレブ暮らしは“異次元レベル” 世田谷の億ションはキャッシュでポン!
「家計の値上げ許容度も高まってきている」──。 庶民が物価高にあえぐ中、黒田東彦・日銀総裁から飛び出したトンデモ発言に批判が集中している。あらゆる物の値段が上がり、「高くても買わざるを得ない」のが国民の肌感覚なのに、物価安定を...
-
黒田日銀総裁は年収3530万円、5年前から18万円増!「家計は値上げ受け入れ」発言に庶民激怒
「政府としてコメントは差し控える」 松野博一官房長官は7日の会見でこうはぐらかしていたが、庶民の怒りの声は広がるばかり。日銀の黒田東彦総裁が6日に東京都内で開かれた講演会で、資源価格の高騰や円安による輸入品の値上がりに対し、「...
-
腹黒すぎる岸田首相「物価上昇2%キープ」を自分の手柄に…黒田日銀よりヒドい無策ぶり
値上げラッシュが止まらない。帝国データバンクによると、7月以降に値上げが決まっている食品は4504品目。現在のペースでは年2万品目に達する可能性がある。ところが、物価政策をつかさどる“ツートップ”は自分勝手な解釈に終始。物価対策は無...
-
企業物価指数が初の2ケタ増!「価格マインド」に変化で値上げラッシュ加速は必至
驚愕の数字だ。日銀が16日発表した4月の国内企業物価指数(速報値、2015年平均=100)は113.5となり、前年同期比10.0%上昇した。上昇率は比較可能な1981年以降で初めての2ケタ。指数も60年に統計が開始されて以来の過去最...
-
“ポスト黒田”に雨宮正佳副総裁が昇格か? 金融界に妥当論「次は生え抜きが自然」
財界通(以下=財) 大型連休中に米国が政策金利を0.5%引き上げ、株価や円相場が乱高下した。予想通りの利上げなのに、何かの「催促」か? 官界通(同=官) 鋭いな。いくら円安になっても、黒田東彦・日銀総裁(77)は「円安にもプラス...
-
すでに黒田総裁は真っ向否定…安倍元首相また「日銀は政府の子会社」暴論妄言に批判殺到
〈アベノミクスの失敗を何が何でも認めたくないんだな〉〈日銀を自分の財布だと思っていたんじゃあ……〉 自民党の安倍晋三元首相(67)が9日に大分市で開かれた会合で、「日銀は政府の子会社」と発言したことに対し、永田町で批判の声が広...
-
1ドル=500円の声も これで参院選に突入とはいい度胸
円安地獄が止まらない。対ドル相場は1ドル=131円台まで下落。20年ぶりの円安水準のきっかけは、黒田日銀のトチ狂った決断だ。 「指し値オペを毎営業日実施する」──。28日正午過ぎ、金融政策決定会合後に日銀のHPに掲載された方針...
-
「悪い円安」という言葉では正確な現状認識はできない まともな経済力学の逆襲が始まった
「悪い円安」という言い方に違和感を覚えます。そこには、基本的には円安は良いものだという発想が底辺にある。しかし、わざわざ「悪い」と接頭語を付けるのは、時代錯誤であり、精緻さに欠ける認識。日本は債権大国になって久しい。通貨の価値は上がる...
-
シャブ漬け日本経済に“形だけ”生活支援の無力と無意味
「原油価格、物価高騰が社会経済活動の回復の妨げになることは何としても防がなければならない」 26日、首相官邸で会見を開き、物価高騰に対応するための「総合緊急対策」の概要を発表した岸田首相。 対策は、低所得の子育て世帯に...
-
吉野家“生娘シャブ漬け”前常務は袋叩きなのに…日銀・黒田総裁を問題視しないテレビの不可解
「水に落ちた犬を打つ」ではないが、テレビメディアの多くは「生娘シャブ漬け戦略」発言で大手牛丼チェーン「吉野家」をクビになった伊東正明・前常務(49)関連のニュースを朝から晩まで報じている。 発言は確かに論外だが、テレビメディア...
-
狂乱円安に打つ手なし アベクロと自民党政権はどう落とし前をつけるのか
庶民ばかりでなく、企業をも苦しめるようになった円安の天井が見えない。 とうとう18日のニューヨーク市場では、一時1ドル=127円ちょうどまで下落した。127円台を付けるのは、2002年5月以来、約20年ぶりである。要因は言う...
-
黒田日銀「緩和継続」の危うさ 欧米は金融引き締めに政策転換
欧州連合(EU)統計局が4月1日に発表した3月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は、前年同月比7.5%上昇した。上昇率は前月の5.9%から加速し、過去最高を更新。ロイターがまとめたエコノミスト予想の6.6%も大幅に上回った。...
-
岸田政権「口先介入」不発で円安20年ぶりの126円台…「為替介入」には米インフレの壁あり
とうとう126円台に突入だ。13日の東京外国為替市場で円安が加速。ITバブル崩壊後の2002年5月以来約20年ぶりの安値水準となった。 14日は12時時点で125円34銭、前日比72銭のドル安・円高だが、1カ月で10円も進ん...
-
日銀・黒田総裁 残り任期1年で強まる逆風…インフレ対策めぐり政府と温度差
日銀の黒田東彦総裁が任期満了を迎える来年4月8日まで、残り1年を切った。市場では「ポスト黒田」を見据え、日銀もいずれ金融政策の正常化に動くとの観測がくすぶる。 9年に及ぶ「異次元緩和」でも2%の物価上昇目標を実現できなかった...
-
黒田日銀の逆行政策で日本売りは加速する 4月の値上げラッシュはかなり深刻
日銀が異例の「連続指し値オペ」を実施したことで円安が進んでいる。金融正常化に向かう米国は、年内残り6回のFOMC(連邦公開市場委員会)でほぼ毎回利上げする見通し。日銀が政策を転換しない限り、日米の金利差は2%を上回り、マネーは円から...
-
狂乱物価高に後手後手 まず“日本橋のプーチン”黒田総裁のクビを切れ
スーパーや、日用品なども扱うドラッグストアで、値札とスマホの画面をにらめっこする客の姿が珍しくなくなった。1円でも安い商品を求め、ネット通販と比較する。賃金は一向に上がらないのに、今月に入ってありとあらゆる生活必需品がまた値上がりし...
-
“日本橋のプーチン”日銀・黒田総裁に政財界から不満噴出、来年の任期まで持たない?
いつまで強気でいられるか--。 日銀の黒田総裁が30日、岸田首相と首相官邸で会談した。両者の公式会談は昨年11月4日以来、約5カ月ぶり。会談後のぶら下がり取材で、黒田氏は「為替に関して特別な話はなかった」と言ったが、本当にそ...