ウクライナ侵攻
-
平和を生む日本の「変わり身の早さ」と「節操のなさ」がおかしな方向に…
きのうまで「鬼畜米英」を唱えていた人たちが、敗戦となった途端、「アメリカ大好き、民主主義バンザイ」を唱えた。この変わり身の早さと節操のなさゆえに日本は滅びなかったといえる。 日刊ゲンダイの保阪正康さんのコラム「日本史縦横無尽...
-
プーチン大統領はやはり「がん」? ウクライナ国防省「死期は近い」明言で体調悪化説が再燃
かなり深刻なのか。プーチン大統領の体調悪化説が再燃している。 ウクライナ国防省の情報機関トップ、ブダノフ情報局長が4日までに、米ABCテレビのインタビューに答え、プーチン大統領の健康状態について「がんを患っている」「死期は近...
-
岸田首相もイカれていたか 「有事の宰相」をいきがる愚かさ
オツムは大丈夫か。岸田首相が23日、都内で講演し、ロシアのウクライナ侵攻後に自民党の麻生副総裁にかけられた言葉をこう打ち明けた。 「首相には平時の宰相と有事の宰相がいる。あなたは間違いなく有事の宰相だ」 この発言にSN...
-
「反撃能力」「敵基地攻撃」から新たな戦いが…単純な感情論では日本は守れない
政府は16日の臨時閣議で、「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」の3つの文書を決定した。 「国家安全保障戦略」と「国家防衛戦略」には、敵のミサイル発射基地などをたたく「反撃能力」を保有することを明記している。「...
-
ゼレンスキー・バイデン両大統領がホワイトハウスで会談 ウクライナへの軍事支援2400億円追加を発表
バイデン米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は21日午後(日本時間22日未明)、ホワイトハウスで会談した。 ロシアのウクライナ侵攻が2月に始まって以降、ゼレンスキー大統領の外遊は初めて。両首脳は軍事支援の継続や戦況などに...
-
プーチン大統領 小型核使用で“強制終了”の最悪シナリオ…年明けに首都キーウ猛攻撃か
本気なのか、虚勢なのか──。ウクライナ戦争をめぐり、ロシアのプーチン大統領が年明け、ウクライナの首都キーウに再侵攻するとの見方が出てきた。 英紙ガーディアン(15日付)によると、同紙のインタビューに応じたウクライナのレズニコ...
-
ロシア文学者・亀山郁夫氏「ウクライナ侵攻の出発点はソチ五輪にあった」
今年2022年は、世界秩序の転換点となった節目の年として後世の歴史に記されることになるのだろうか。プーチン大統領のロシアによる隣国ウクライナへの侵攻は、10カ月が経過し、出口の見えない泥沼化の様相にある。この問題を「プーチン=悪」だ...
-
「ロ軍の弾薬、来年初頭には枯渇」と米軍高官指摘 米はウクライナへ「パトリオット」供与検討
米軍高官は12日、ロシア軍は、外国からの武器供与や古い兵器に頼らなければ、ウクライナ侵攻に使用する最新の火砲弾薬やロケット弾が来年初頭には枯渇する公算が大きいとの分析を示した。 同高官は記者団に対し、ロシア軍の新規の弾薬供給...
-
ウクライナ侵攻の見方が変わる…名著に学ぶ「戦争プロパガンダの歴史と真実」
ロシアのウクライナ軍事侵攻でよく分かったことがある。戦争とは情報戦そのものだということだ。どちらに正義があるかに始まり、毎日の戦況、今後の展開、お互いが自軍に有利になるように情報を出す。それをメディアがどう報じるか。それによって、国...
-
戦時体制が常態化して「非常時」が「常時」になると、人は己の狂気に気づかない
ウクライナ戦争はまもなく停戦になるだろう。このまま戦争状態が長引けば、アメリカをはじめとするNATO加盟諸国からの武器供給が先細りになり、戦争の継続が困難になるからだ。 ロシアの石油は世界シェアの10分の1、ガスはほぼ5分の...
-
「技術戦争」で米国は抑え込めるか 研究開発は中国が量質の両面でトップに
ソ連の崩壊後、世界は米国の一極支配となった。 アリソン・ハーバード大学ケネディ行政大学院初代学長は、この状況について、「世界における複数の勢力圏が一つの勢力圏(米国の勢力圏)にまとまりを見せた。アメリカのルールに従わなければ...
-
ウクライナのロシア内陸部「連続攻撃」を読む やっぱり裏に米国がいるのか
ウクライナがロシア内陸部の空軍基地に相次いでドローン攻撃を仕掛け、国際社会に衝撃が広がっている。 ロシア中部クルスク州の飛行場で6日、燃料タンクがドローンによる攻撃で炎上。5日には、ウクライナ国境から約500キロも離れた内陸...
-
ウクライナ戦争でロシアの「完全敗北」がなくなった背景
ウクライナ戦争を「ウクライナ軍対ロシア軍の戦い」と見なすと本質を見失う。確かにロシア軍と戦っているのはウクライナ軍である。だが、この兵器は自前のものではない。ほとんどは米国が提供するものである。 米国提供の対戦車ミサイルや対...
-
LNG投資は一段と活発化する 設備の建設に日本企業が大活躍
天然ガスはカーボンニュートラル(脱炭素)の切り札といわれている。燃焼時のCO2(二酸化炭素)の排出量は石炭の4割程度に過ぎない。そう、比較的に環境負荷の小さいクリーンエネルギーである。 それに、産出地が世界各地に点在している...
-
「ポーランド着弾ミサイル」をめぐるゼレンスキー大統領の嘘
対米追随がしみついた今の日本では、すっかりみられなくなった姿だが、国民性の根底には「判官びいき」や、弱者を応援する機運がある。 それがもろに出たのがウクライナ問題であり「悪いヤツ」=ロシアのプーチン大統領、「かわいそうで助け...
-
ロシア再びウ全土にミサイル攻撃 ゼレンスキー大統領「エネルギーテロ」と非難
ロシア軍は23日、ウクライナの首都キーウなど全土をミサイルや自爆型ドローンで攻撃した。少なくとも5人が死亡、36人が負傷した。国内すべての原子力発電所に加え、大半の火力・水力発電所も運転を一時停止。広範囲で大規模な停電や断水が発生し...
-
この連載の第1回は翁長雄志氏の言葉で始まった。だから最終回も沖縄で終わりたい
ウクライナ東部からロシアが侵攻を始めて9カ月以上となる。この状況を伝える報道に問題はないか? それを考えるシンポジウムが11月1日にあり私も参加した。会場からも質問が次々に出る活発なやりとりに主催団体からも「やって良かった」との言葉...
-
ロシア軍とプーチン大統領の溝 核兵器使用を抑えられるのだろうか
西側諸国では10月、ロシアのウクライナへの核兵器利用への言及が続いた。米国のバイデン大統領は6日、「キューバ危機以来の核兵器の脅威」「戦術核兵器を安易に使ってアルマゲドン(世界最終戦争)にならずに済むとは思えない」と述べていた。 ...
-
ウクライナ・ヘルソン州で親ロ派の行政府NO.2が「交通事故死」か
ロシア国営メディアは9日夕(日本時間同日夜)、プーチン政権が「併合」したウクライナ南部ヘルソン州で「副知事」を名乗り占領政策に協力してきた親ロシア派政治家キリル・ストレモウソフ氏(45)が「交通事故死した」と報じた。詳しい状況は明ら...
-
「東京ガス」好業績で7年ぶり最高益記録だが…今後のリスクは「サハリン2」
最終的には物価高から国民生活を守ることに使われるとはいえ、過去最高純益を叩き出す企業に補助金支給とは何やら腑に落ちない気がしないでもない。 都市ガス最大手の東京ガスは先週、2023年3月期の業績予想を上方修正。最終利益が前期...
-
ロシアが穀物合意の再開に条件 軍港攻撃の調査と「軍事使用しない」保証要求
世界的な食料危機への懸念が強まるなか、ロシアのプーチン大統領は1日、トルコのエルドアン大統領と電話で会談し、ロシアが一方的にウクライナ産穀物輸出合意の履行停止を表明したことについて協議した。 プーチンはこの中で、クリミア半島...
-
新聞・放送の記者は公式発言をフォローする取り組みに消極的だが…CIAの仕事の9割は首脳発言の分析
10月11日に報じられたCNNのバイデン米大統領の独占インタビュー。「プーチン氏が何を考えているのかはわからないが、彼は(ロシア軍は)ウクライナから撤退できる。そして恐らく彼は権力の座にとどまれる。『ウクライナ侵攻の目的を達した。ロ...
-
11月は牛乳など800品目超が値上げ…「1ドル=150円」円安物価高騰は来年2月に本格化
2022年は残すところあと2カ月。年の瀬まで値上げラッシュに襲われる一年になりそうだ。もっとも、来年の雲行きも相当に怪しい。 今年最多の食品値上げが実施された10月に続き、11月も幅広い品目が値上がりしている。帝国データバン...
-
ロシアが「ウクライナ“汚い爆弾”使用の恐れ」としつこく喧伝…お粗末すぎる偽装工作だった
世界中が総スカンだ。放射性廃棄物をまき散らす“汚い爆弾”をめぐり、ロシアが「ウクライナによる使用の恐れ」を、しつこく触れ回っている。 ロシアのショイグ国防相は23日、アメリカの国防長官、イギリス、フランス、トルコの国防相と相...
-
ロシアがチラつかせる「汚い爆弾」の恐怖と効果 住民退避は使用の布石?
やっぱり使ってくるのか。放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」をめぐり、ロシアが攻撃を自作自演する「偽旗作戦」に打って出るのではないか、と欧米各国は警戒感を強めている。 米原子力規制委員会の資料によると、「汚い爆弾」とは〈ダイナ...
-
外交評論家・河東哲夫氏が読むロシアの行く末 「プーチン大統領はシロビキに引導を渡される」
ロシアがウクライナへ軍事侵攻してから約8カ月が経ち、ウクライナ戦争はドロ沼の様相を呈している。クリミア大橋が爆破され、プーチン大統領は報復措置としてウクライナ全土をミサイル攻撃。市民が以前の生活を取り戻しつつあった首都キーウを再び恐...
-
ウクライナへの核兵器攻撃の可能性に言及したプーチン大統領の狙い
日本は1945年8月6日に広島、同9日に長崎の両市に原爆が投下された。なぜ投下されたのか。 米国は日本の降伏を目指したが、日本は本土決戦を目指していた。本土決戦になれば大量の米兵が亡くなる。それを避けるためというのが、今日、...
-
ロシア国内で横行する「動員逃れ狩り」の惨状…狙いは“反プーチン”取り締まりか
ロシアのプーチン大統領が発令した部分動員令をキッカケに、ずさんな動員実態が浮き彫りになっている。対象外の高齢者や重病患者などに招集令状が届く事態を受け、プーチン大統領は「全ての誤りを正すべきだ」と表向き是正を求めたが、実際は改善どこ...
-
プーチン大統領が仕掛ける真冬の“極寒責め”…ミサイル大攻撃でインフラ破壊、ウ国民を苦しめる
完全に市民を狙い撃ちしている。 ロシア軍がウクライナ全土に実行した10~11日の一斉攻撃では、80発以上のミサイルが撃ち込まれ120人以上が死傷した。22カ所の発電所が狙われ、少なくとも300居住区で停電が発生。電力施設の破...
-
悪夢のような報復連鎖 狂ったプーチンに世界はどう出る
このまま報復の連鎖で泥沼化となるのか。 8日に起きたロシア本土とクリミア半島を結ぶ「クリミア大橋」の爆破。これをウクライナによる「テロ」と決めつけたロシアのプーチン大統領がウクライナ全土を攻撃し、欧米が一斉に非難した。G7は...