ロシア文学者・亀山郁夫氏「ウクライナ侵攻の出発点はソチ五輪にあった」
亀山郁夫(ロシア文学者/名古屋外国語大学学長)
今年2022年は、世界秩序の転換点となった節目の年として後世の歴史に記されることになるのだろうか。プーチン大統領のロシアによる隣国ウクライナへの侵攻は、10カ月が経過し、出口の見えない泥沼化の様相にある。この問題を「プーチン=悪」だけではない視点で、あらためて考えてみたい。ロシ…
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