ウクライナ侵攻
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プーチン大統領の“忠臣”ショイグ国防相は遊牧民の血、母はウクライナ人
ロシア国防相セルゲイ・クジュゲトビッチ・ショイグ。ウクライナ侵攻で、プーチン大統領の右腕となって戦争を指揮している男だ。「元スパイ」の陰に隠れてなじみが薄かったところ、名前を聞く機会が多くなった。 そのミドルネームから分かる...
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ロシア軍は戦力“ジリ貧”で停戦渇望か 交渉団代表「対話を続ける用意」発言の意味深
ロシア軍がウクライナに軍事侵攻を開始してから24日で3カ月。欧米からの武器供与で“戦力充実”のウクライナ軍とは対照的に、ロシア軍の戦力はジリ貧だ。今後、劣勢に立たされる見方もあり、プーチン大統領が「停戦」を渇望している可能性が出てき...
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重病説のプーチン大統領が6.12「ロシアの日」に作戦終了か…後継候補に36歳の“危険な男”
進退を考えているのか。ロシアのプーチン大統領(69)に重病説が浮上する中、ある人物が後継候補として注目されている。36歳という若さながら、大統領府の局長を務めるドミトリー・コバリョフなる人物だ。話題になったのは、5月9日の「対独戦勝...
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ロシアのベテラン外交官が抗議の辞任「外務省は役割を果たしていない」
「今年2月24日ほど、母国を恥ずかしいと感じたことはなかった」──。国連欧州本部があるスイス西部ジュネーブ駐在のロシアの外交官のボリス・ボンダレフ氏が23日、プーチン大統領によるウクライナ侵略を痛烈に批判する声明を出して辞任した。国連...
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ウクライナ侵略のキーマン ショイグ国防相は目立ちたがらない側近中の側近
ロシアのウクライナ軍事侵攻について、もう何日たったか忘れるほど報道が続いた。「ショイグ」という名前は聞き慣れたに違いない。世界第2位を自負するロシア軍の責任者、セルゲイ・ショイグ国防相だ。21世紀の侵略戦争を遂行するに当たり、指導者...
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プーチン大統領「老兵&障害者」まで戦場投入の非情…ロシアの兵士不足が深刻に
ロシア軍によるウクライナ侵攻開始からまもなく3カ月。想定外の長期戦で死傷兵や従軍拒否が増え、ロシア軍の兵士不足が深刻になっている。プーチン大統領は年配者や障害者まで戦場に送り、戦争を続けるつもりだ。政権を支えるエリート層は我慢の限界...
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ロシア国防相がプーチン大統領に「マリウポリ完全制圧」報告 今度は東部ドンバスで無差別攻撃
ロシアのショイグ国防相は20日、プーチン大統領に「ロシア軍がウクライナ南東部マリウポリとアゾフスタル製鉄所を完全に解放し、作戦は終了した」と報告した。 これに対して、英国防省の20日付の戦況報告は、ロシア軍はマリウポリの完全...
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女性リーダーが活躍できない日本は世界に後れを取っている
プーチンの思考回路は20世紀のままらしい。手前勝手な理屈をもとに力で他国の主権を踏みにじるさまは、かつてのヒトラーを思わせる。時代錯誤も甚だしい。彼がよりどころとする武力による統治は、すでに過去の遺物となりつつある男性優位、マッチョ...
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焦るロシア軍が投入した最新兵器「ターミネーター」は切り札か? 装備強力も実力は未知数
ダダン・ダン・ダダン──。あの超有名映画のテーマ曲が聞こえてきそうだ。ロシア国営のRIAノーボスチ通信は18日、ロシア軍が戦車支援戦闘車BMPT、別名「ターミネーター」をウクライナ東部に投入したと報じた。劇中のヒト型ロボットさながら...
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欧米の脱ロシア依存制裁がジワリ効果…薄給の兵士に“賃上げ”できず士気が急低下
ロシア連邦統計局は18日、今年1~3月の実質GDP(国内総生産)を発表。前年同期比3.5%増と、前期の5%増から鈍化した。次期以降は、西側の経済制裁の影響が本格化し、通年では10%超のマイナス成長に陥るのは必至とみられる。西側の経済...
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更迭説飛び交っていたロシア軍参謀総長は生きていた! 米軍制服組トップと電話会談
プーチン大統領の不評を買って「更迭されたのでは?」との観測が広がっていたロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長が19日、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長と電話で会談したことが分かった。米国防総省のカービー報道官は19日の記...
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ヒトラー政権さえやらなかったロシア軍の“蛮行”…世界最大級「種子バンク」破壊の深刻度
〈蛮行だ〉〈何という悲劇〉──。ロシア軍がウクライナの種子貯蔵庫を破壊し、ネット上で批判が噴出している。 ロシアの反政府系調査報道サイト「ザ・インサイダー」(17日付)によると、ウクライナ北東部ハルキウにある「シードバンク」(...
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政界一寸先は闇「参院選での自民圧勝」を庶民は警戒
参院選は予定される公示日(6月22日)まであと1カ月強となっているのに、まったく盛り上がっていない。新聞テレビが相変わらずウクライナ戦争一色なこともあるが、あまりの野党のふがいなさから「自民圧勝」の下馬評が広がっていることも理由だろ...
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あの国営放送が“プーチン戦争”批判を展開!ロシアでいま起こっていること
いよいよロシア国内で表立った造反の動きが出てきた──。ロシア軍が苦戦し、ウクライナ侵攻の行く末が見通せないこともあって、有力者や政権内部からの批判を、国営放送が公然と放送し始めている。もう誰もプーチン大統領についていけないということ...
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「NATO北欧2国の加盟申請」トルコが交渉入り阻止、難色を示す
スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)の加盟には時間がかかりそうだ。NATOは18日、両国の加盟申請を受けて大使級の北大西洋理事会を開いたが、正式な加盟交渉開始を決めることすらできなかった。トルコが「テロ組織支援」...
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プーチン大統領の最側近で軍参謀総長「行方不明」報道の不気味…粛清かケガ療養か
ウクライナ侵攻を続けるロシア軍にまた異変だ。ショイグ国防相に続き、ゲラシモフ参謀総長が行方不明に……。プーチン大統領の周囲で何が起きているのか。 プーチン体制のツートップとして、常に大統領の両脇を固め、“助さん・格さん”のよ...
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ウクライナ投降兵士を待ち受ける「尋問」という名の拷問…ロシア当局が方針発表
ウクライナ南東部マリウポリで17日、アゾフスタル製鉄所に立てこもるウクライナ精鋭部隊「アゾフ大隊」約600人のうち、負傷兵を含む260人以上が、包囲するロシア軍に“投降”し、身柄を拘束された上、東部ドンバス地方の親ロシア派支配地域に...
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ウクライナ出身女性 射撃の金メダリストが国家警備隊への入隊決意!
「こんなことになるなんて想像もできませんでした」 実弾が装填された銃を手にしているのは、ウクライナ出身のクリスティーナ・ドミトレンコさん。2016年リレハンメル・ユース五輪のバイアスロンで金メダルを獲得したアスリートだ。 ...
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敵基地攻撃能力を考える(2)すでに第3次世界大戦は始まっている
今回のウクライナ侵攻に際して、ロシアが核兵器の使用も辞さないと宣言したためか、世界の諸国は今回の戦争を第3次世界大戦に発展させないように、慎重に関わっている。 アメリカ、欧州を中心に日本も加わって、自由と民主主義を信奉する国...
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プーチン劣勢をどう読むか 戦時下報道だけにヌカ喜びは禁物
「ウクライナ反撃で1000以上の集落を解放」「東部の川を渡ろうとしていたロシア軍の70以上の戦車などの破壊に成功」「ロシア軍北東部にある第2の都市ハルキウから完全撤退か」──。まるで戦争当事国のような情報の渦だ。 16日も日本...
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ロシア軍が地上戦力3分の1損失の深刻…プーチン大統領が“禁じ手”少年兵15万人動員か
ロシア軍の深刻な戦力低下が指摘されている。英国国防省の分析ではウクライナ侵攻以降、ロシア軍の死者数は約1万5000人に上る。ウクライナに投入した傭兵の4割近くが戦死したとの報道もある。戦争継続に固執するプーチン大統領が少年を戦場に送...
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旧ソ連同盟国から距離置かれロシア孤立…CSTO首脳会談でウクライナ侵攻議論せず
フィンランドに続き、スウェーデンもNATO(北大西洋条約機構)への加盟申請を表明し、心中穏やかでないプーチン大統領。頼みの同盟国からも距離を置かれ、窮地に陥っている。 ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、タジキスタン...
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バイデン大統領の発言はもっと日本で報じられるべき 随所にロシア軍を揺さぶる内容が
前回、日本で報じられないバイデン米大統領の発言を取り上げた。その状況はまだ続いている。4月28日(米現地時間)のバイデン氏の発言は日本でも一部が報じられたが、報じられていない部分に知っておいてよい情報があるので書いておく。 ...
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プーチン追放クーデター進行か…ウクライナ軍が目指すロシア軍“8.24完全撤退”の可能性
ロシア軍のウクライナ侵攻が、近く重大局面を迎えそうだ。英国防省は15日、「ウクライナ東部ドンバス地方でロシア軍が勢いを失っている」との分析結果を公表。ドンバス地方からロシア軍が撤退を始めたという情報もある。一方、ロシア国内ではプーチ...
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プーチン大統領は余命数カ月?「血液のがん」説浮上とロシア側「憶測無視せよ」通達の深刻度
プーチン大統領が「血液のがん」にむしばまれている可能性が浮上している。近々、手術を受けるとの情報も流れている。マッチョなイメージを売りにしてきたプーチン大統領に一体、何が起きているのか。 複数の欧米メディアによると、プーチン...
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アマゾンや西松屋も実践 名著「戦争論」に学ぶビジネスでの戦い方
ロシアの侵攻を受けるウクライナは、防御ラインを固めつつ、反転攻勢を進める。その戦略が功を奏し、短期決戦をもくろんだロシアの狙いが狂って、侵略軍が追い詰められているともっぱらだ。世界の歴史は戦争の繰り返しで、戦術などを解説した書物は、...
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議論がない摩訶不思議 北欧のNATO加盟申請で誰が一番喜ぶのか
新たな“火種”になる恐れはないのだろうか。不用意にロシアを刺激することになるのではないか。 北欧フィンランドが、西側諸国の軍事同盟「NATO(北大西洋条約機構)」に加盟申請する方向となった。フィンランドの大統領と首相が12日...
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ロシア兵は戦地で家電漁り兵器補修…食洗機や冷蔵庫の“軍事転用”で見えた苦戦ぶり
ウクライナ東部の制圧に苦戦しているロシア軍。プーチン大統領は長期戦を覚悟しているといわれるが、最前線で戦う軍の装備は耐えられるのか。ロシア兵たちは現地で「家電」を漁って、半導体を軍事転用しながら、「プーチンの戦争」に付き合わされてい...
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ウクライナの「自由を求める民衆の闘い」を描いたドキュメンタリー
「ネットフリックス」配信のドキュメンタリー「ウィンター・オン・ファイヤー:ウクライナ、自由への闘い」を見ていただきたい。2013年から14年の「マイダン革命」を撮影したもので、今回の侵攻を受けて再配信されたようだ。老若男女が立場や宗教...
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ロシア軍によるウクライナ攻略の色分け地図はもう見ないことに決めた
陳腐なロシアの戦勝記念パレード。専制のおぞましさに身震いした。戦地に行かされたロシア兵らはあれを見て武者震いでもしたんだろうか。どれほどの国民があのパレードに感動したんだろうか。「祖国を守る軍事行動だ」と詭弁を使ったが、あの独裁者は...