プロの本棚
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山名裕子さん「吉岡秀人さんの言葉ですぐに著書を購入」
精神科医の父親の影響で、心のケアに関心を持った山名さん。大学、大学院時代は心理学を専攻し、卒業後はカウンセリングの仕事に従事した。カウンセリング経験を積んで、2013年に臨床心理士の資格を取得。現在…
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ごみ清掃員芸人・滝沢秀一さん「中上健次の生きざまに憧れ」
お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さん(42)。芸人をしつつ、“本業”として6年半、朝5時からのゴミ清掃会社の社員として働いている。ゴミの分別などについて発信したSNSが反響を呼び、今年5月には…
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加藤諒さん「パタリロ!」全巻制覇の素地は学校の“朝読書”
個性的なルックスと演技力で、俳優としての出番が増えてきた加藤諒さん(29)。3日から主演ドラマ「焼肉プロレス」がテレビ大阪(深夜1時~)で、8月6日からTOKYO MX、同29日からはCSホームドラ…
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菊池良さんはすべての芥川賞作品を読むためにヤフーを退職
2014年に大学生だった菊池良さん(31)は、逆リクルートサイト「世界一即戦力な男・菊池良から新卒採用担当のキミへ」を立ち上げて、応募してきた企業から“採用”したWEB制作会社に就職した。これが話題…
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中村憲剛さんは壁にぶつかりそうになると太田哲也を読み返す
2年連続J1王者・川崎フロンターレの司令塔で、かつては日本代表としても活躍した中村憲剛さん(38)。2016年にはJリーグ年間最優秀選手賞を歴代最年長で獲得したベテランだが、サッカー界を代表する読書…
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名越康文さん 読書嫌いの30歳「ドストエフスキー」で開眼
近畿大学医学部を卒業後、大阪府立中宮病院(現・大阪府立精神医療センター)で精神科医をし、99年に独立してからは、テレビ番組のコメンテーターや雑誌の連載など幅広く活躍する名越康文さん(58)。どんな本…
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山田ルイ53世さん「本は親に褒められると思い読んでいた」
「ルネッサ~ンス! どうも貴族です」の挨拶で始まる漫才で、“一発屋”を経験した髭男爵の山田ルイ53世さん(43)。昨年は本を3冊出版し、そのうちの一冊、「一発屋芸人列伝」(新潮社)は、「第24回 編集…
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大鶴義丹さん「ネットのない時代が逆に羨ましい世の中に」
ナンパに励む若者たちの青春を描いた「スプラッシュ」(1990年)ですばる文学賞を受賞した作家で俳優の大鶴義丹さん(50)。父は唐十郎(78)、母は女優の李麗仙(76)だ。待ち合わせたのは、所属事務所…
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「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」店長・花田菜々子さん「本の中に希望と答えが」
書籍と雑貨の店「ヴィレッジヴァンガード」でも店長を12年間務め、「その人に合う本を紹介する」という特技を得た花田さん。出会い系サイトを使って実践した「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合い…
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弁護士の南和行さん 読書もカミングアウトも父がきっかけ
クリスマスから正月に向かうこの時期は、各地でイベントが盛りだくさん。性的マイノリティーのLGBT向けも少なくない。そういう人たちを受け入れる企業も増えている。LGBTが社会的に認められるようになる中…
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大学ジャーナリスト石渡嶺司さん「迷いが出たら原点回帰」
今年は、日大アメフト部騒動や医学部入試の男女格差など、大学にまつわる問題が相次いだ。メディアにたびたび登場した石渡嶺司さん(43 )は、大学卒業後、編集プロダクションなどの勤務を経て、2003年から…
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ニッセンケン駒田展大理事長「コーヒー1杯でゆっくり3冊」
ひとりで美術展に行くのが好き。本物を見る感動は仕事にも好影響だと語るのは、糸や生地などの繊維製品の安全性・機能性を評価する第三者機関「一般財団法人ニッセンケン品質評価センター」理事長の駒田さんだ。国…
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大映テレビ安倍道典さん 小さい頃から父の言葉を意識し読書
大映テレビは、映画会社大映のテレビ制作部門だった大映テレビ室が大映倒産時に独立してできた会社。同テレビ室は日本初の連続ドラマ「人間の条件」「ザ・ガードマン」などを制作。独立後も、山口百恵の「赤いシリ…
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作家・片山恭一さん 「万葉集」の解説書で文学に出会う
九州大学大学院時代に文学界の新人賞を受賞、ところがその後長い間、作品が単行本化されない時代が続く。事態が一転したのは、2001年4月。「世界の中心で、愛をさけぶ」が刊行されると、国内単行本最多の販売…
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作家・下村敦史さん 一冊の本を書くのに100冊の参考資料を
2014年、「闇に香る嘘」で第60回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。今年4月に発売された「黙過」(徳間書店)の評価も高く、今最も注目を集めるミステリー作家の下村さん。その本棚をのぞかせてもらうと…
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山下洋輔さんのヒジ奏法は筒井康隆さんの小説が影響した
ジャズピアニストの第一人者で、母校の国立音楽大学の招聘教授、エッセイストでもある。公私ともに影響を受けたのが、親交の深い作家、筒井康隆さんだ。 「最初に出合って衝撃を受けた作品は、SFマガジン…
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文月悠光さんはモヒカン高校生の詩に衝撃を受け詩人の道へ
2008年、高校2年生のときに過去最年少16歳で現代詩手帖賞を受賞。続いて18歳で中原中也賞を最年少受賞。今、注目を浴びる若手詩人のひとり、文月悠光さんが、詩を書くきっかけになったのが、小学4年生の…
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北野誠さん 「残穢」は捨てて帰ろうと思うほど怖かった
時事ネタから下ネタまでストレートな発言で知られるベテランは、週6日、名古屋のCBCラジオで「北野誠のズバリ」を担当。東京の自宅を離れてホテル暮らしだが、毎日3時間の生放送を続けるには、読書が欠かせな…
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せんだみつおさんは新幹線での読書とビールと昼寝が至福
「トランプより大変なせんだのスランプ」と自虐ネタで笑いを誘ったタレントは、今月29日で古希を迎える。持ちネタが余興のゲームとしても定着する芸歴45年のベテランは、意外にも読書が趣味だという。 「…
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映画監督古新舜氏「人の心を知らなかった自分を変えた本」
2007年、初監督短編映画「サクラ、アンブレラ」で米国アカデミー賞公認短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル入選。倉科カナ主演、天野浩成、栗原瞳らが共演した3作目の短編映画「koganey…