ここがおかしい 小林節が斬る!
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公明党は連立与党ではないか 自民党と「同じ穴の狢」ではないという身勝手
今回の総選挙で自民党とともに惨敗した公明党が、党勢立て直しに苦慮している。政治資金問題で世論の離反を自ら招いた自民に対して、公明は、常に創価学会員のボランティアに支えられて選挙を戦ってきたので、元々…
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安倍「改憲4項目」に説得力はない 自民党は「改憲」について頭を冷やしたらよい
総選挙の翌日の記者会見で、石破茂首相が、「結党70周年を控える中、党是である憲法改正を前に進めていく」と語った。 何か、これまでの正論居士の石破代議士が別人に変わっていくような印象が拭えない…
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自民党内の「石破降ろし」という勘違い 「自民党」が嫌悪されたのだ
今回の総選挙で自公与党が過半数を割った事態を受けて、自民党内で、「石破首相では来年夏の参院選は戦えない」という、「石破降ろし」の機運があるという報道に接して驚いた。 それが事実だとしたら、も…
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「政教分離」を理解していない自民党 改憲を論ずる前に憲法を学ぶべきだ
10月17日、靖国神社の秋の例大祭に、首相が、「内閣総理大臣・石破茂」の名前で真榊を奉納した。岸田文雄前首相らの先例を踏襲したそうである。 しかし、忘れてもらっては困る。現行憲法は、99条で…
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衆院選で野党共闘ができないのは、立憲民主党が狭量だからだ
自民党総裁に選出された石破茂代議士が、その直後に公明党大会で来賓としてスピーチをした。その際に、自公連立政権(選挙協力)について、「一方だけが利益を得る関係は長続きしない」と語った。その通りである。…
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喫緊の政治的課題は山積している今、裏金問題は総選挙で政治的にけりをつけるべき
今回の総選挙の意義と課題について、それぞれの党派がいろいろな問題を強調しているが、「自民党の裏金疑獄」が政治改革の本質に関わる問題であることは、否定しがたい。 その点で、東京地検の捜査による…
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石破首相の英断に対する裏金議員の不満は筋が通らない言いがかりである
総裁選の際に、「自民党を改革する」と主張して、世論の期待を追い風に総裁になった途端に「腰砕け」したように見えた石破首相が、急に意地を見せてくれた。基準を立てて、裏金議員は公認しないor公認した場合で…
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靖国神社公式参拝の本質とは、政教分離原則違反と軍国主義の称揚なのだ
毎年、8月15日の終戦記念日が近づくと話題になる公人の靖国神社参拝であるが、今年は9月の自民党総裁選の際にも話題になった。 いわゆる保守派の議員が、「自分は公人として靖国神社を参拝する。それ…
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「ルールを守る」石破首相に期待する 野党とかみ合う議論ができる論客である
久しぶりに、自民党総裁選挙の過程を楽しませてもらった。 それは、事実上の首相を決める手続きであるからだけでなく、かつてのように事前に派閥の談合で結果が分かっていた総裁選ではなく、今回は候補者…
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「自衛隊」明記と緊急時の「議員任期延長」…自民党改憲条文案は相変わらず不誠実
自民党憲法改正実現本部(古屋圭司本部長)が改憲に向けて論点整理を行った。 報道によると、まず、自衛隊の根拠規定を明記するために「9条の2」を新設する2018年(安倍政権時)の条文案を基本とし…
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「自衛隊」明記の改憲案は筋違いだ 自民党はまず「国防」の本質を論ずべき
自民党総裁再選を断念した岸田文雄首相ではあるが、それを表明した記者会見でも、改憲について、緊急事態条項に加えて「自衛隊」明記案も実現するように既に指示を出したと語った。 しかし、2018年に…
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緊急事態にまず議員任期延長を行う自民党改憲案の不見識 それよりも能登半島への無策が問題だ
「自主憲法制定」は70年近く前に自民党が結党されて以来の党是ではある。しかし、国民投票における決定権を握る有権者がその必要性を認める改正案を提示できずに今日まできた事実を、もはや自民党は率直に認めるべ…
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杉田水脈議員の発言は自己矛盾している 議員の資格がないことは明らかだ
杉田議員が、7月31日のXで、自身が過去に「男女平等は絶対に実現し得ない反道徳の妄想」とした発言を理由に議員辞職を求められた(法的な拘束力はないが)ことに対して、それは「言論弾圧」だとして、「言うべ…
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資本主義の発展形としての共産主義⁉ 志位和夫氏の新著はマルクスの慧眼を解き明かした
「Q&A 共産主義と自由『資本論』を導きに」(志位和夫著・新日本出版社)を読んで、目から鱗が落ちた。 「共産主義」と聞くと、レーニン、スターリンが統治したソ連と毛沢東が建国した中国を思い出して、…
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文民統制のほころびは防衛大臣辞任では治癒できない
最近明らかになった防衛省・自衛隊の不祥事は、恐ろしい内容である。防衛機密の管理を厳格化したと言っておきながら、事実は無資格の隊員に特定秘密に触れさせていた。隊員の練度を高めるための訓練を「やったこと…
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トランプは国王になろうとしているのか? 権力の乱用は米国建国の精神に反している
アメリカ合衆国大統領に誰を選ぶかは合衆国国民の専権で私たち外国人がとやかく言うべきでないことは承知している。 しかし、世界で初めて成文憲法を戴いた民主国家として誕生した米国の憲政の先例から私…
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18歳以上の喫煙・飲酒は自由にすべき 「成年」年齢は統一すべきだ
19日、日本体操協会は、パリ五輪代表の宮田笙子君(19歳、順天堂大学生)が代表を辞任すると発表した。理由は喫煙と飲酒が発覚し、それが代表行動規範に反したからとのことである。それ自体は協会とご本人の判…
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選挙の目的外利用は失格にできるはずだ
主権者国民の代表者を選ぶ選挙が民主政治の基であることは言うまでもない。その選挙で「表現の自由」が保障されなければ選挙が意味をなさないことも自明である。 だから、公職選挙法は、選挙公報、政見放…
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政権を「批判する」のが野党の役割 批判に答えていないことこそが問題なのだ
大きな選挙が近づくと必ずと言ってもよいほど、メディアで、「野党は批判ばかりで政策がない(つまり、『政権担当能力がない』という意味)」の大合唱が始まる。 しかし、(現)野党の仕事(つまり、国政…
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岸田首相の発言は緊急事態の本質を理解していない
岸田文雄首相が、5月30日に、都内の集会で改憲について語った。「緊急事態の中で国会など国家の機能が維持できるかは重要な課題である」として、憲法改正により、衆院議員の任期延長を柱とした緊急事態条項を創…