ここがおかしい 小林節が斬る!
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選挙の目的外利用は失格にできるはずだ
主権者国民の代表者を選ぶ選挙が民主政治の基であることは言うまでもない。その選挙で「表現の自由」が保障されなければ選挙が意味をなさないことも自明である。 だから、公職選挙法は、選挙公報、政見放…
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政権を「批判する」のが野党の役割 批判に答えていないことこそが問題なのだ
大きな選挙が近づくと必ずと言ってもよいほど、メディアで、「野党は批判ばかりで政策がない(つまり、『政権担当能力がない』という意味)」の大合唱が始まる。 しかし、(現)野党の仕事(つまり、国政…
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岸田首相の発言は緊急事態の本質を理解していない
岸田文雄首相が、5月30日に、都内の集会で改憲について語った。「緊急事態の中で国会など国家の機能が維持できるかは重要な課題である」として、憲法改正により、衆院議員の任期延長を柱とした緊急事態条項を創…
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自民党に「政治改革」を行う気持ちなどない 誰でも「自己否定」はできないものだ
政治の使命は主権者国民を幸福にすることで、幸福の条件は自由と豊かさと平和である。しかし、自民党がしてきたことは、放送規制等、多様な意見の自由を許さず、国民の可処分所得を減殺し、専守防衛政策をかなぐり…
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憲法記念日に憲法を語れない自民党…裏金疑獄でそれどころではないのか
5月3日は憲法記念日で、毎年、全国各地で改憲派と護憲派がそれぞれに集会を開いてきた。 今年も5月3日が近づいてきたが、改憲派の動きが低調である。それは、「改憲」が党是の自民党が、今、裏金疑獄…
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政治家たちは政教分離原則が分かっていない 信教の自由と両立させる方法はある
靖国神社の春の例大祭に「内閣総理大臣 岸田文雄」という木札を添えた「真榊(神事に用いる木)」の鉢植えが奉納された。 靖国神社に参拝あるいは何かを奉納する「公人」は、記者から問われると、必ず、…
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自民党の議論は「改憲」が目的化している 非常事態法制の改正こそ急務だ
11日に今国会で初めて実質審議が行われた衆院憲法審査会で、自民党は改憲発議のために具体的な条文の策定を求めた。いわく、「緊急時の国会機能を維持するための議員任期の延長などについていつでも条文起草がで…
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地方自治法改正案を閣議決定 政府への「白紙委任」は民主主義の否定である
「法治主義」とは、国家権力を発動して国民の自由(人権)を制限するには、国会が制定した法律上の根拠が必要だという憲法原則(31条)である。これは、主権者国民から一時的に権力を預かったにすぎない政治家以下…
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政権への怒りを心に刻むとともに、不当に閉ざされた言論空間に対する怒りも忘れてはいけない
憲政の質を維持して、主権者国民の人権と生活を守るために、「表現の自由」が果たす役割を軽視してはならない。 例えば、個人の行いでも、それが「悪事」の自覚があっても、セクハラの場合のように、誰か…
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安倍自民が「権力分立」を破壊…政権交代して、国会と最高裁の本来の機能を回復させるべき
「権力分立」などということは、中学校で習った社会科基礎知識として誰でも知っている。 それは、権力を担当する選ばれた人々もその本質は神ならぬ不完全な人間であるので、その権力の乱用(濫用)を予防・…
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自民改憲マニアは「法の支配」が分かっていない 文明社会には、権力者が守らなければならない最低限の基準がある
安倍元首相の時代に異常に盛り上がった改憲論議であったが、その当時、私たちは自民党の「憲法観」を知ることができた。 安倍氏自身が、「憲法が国家権力を縛るものだという考えは、中世の絶対君主時代の…
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世襲議員が憲法を破壊 地盤・看板・鞄を無税で相続するのは「差別選挙」だ
今、自民党議員の4割が「世襲」である。しかも、彼らは、故・安倍元首相や麻生元首相のように、先祖代々の人脈を駆使して、効率よく政界を支配してきた。 政治とは、国家が国民大衆に給付し得る(福祉、…
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裏金疑獄は「自分たちだけは、政治資金規正法からも税法からも自由だ」という酷い話
今回の裏金疑獄は、立法府が制定した政治資金規正法を、立法府の最大勢力の議員たちが組織的に無視したという酷い話である。 民主主義の柱の一つに、「法治主義」という憲法原則(憲法31条)がある。 …
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「裏金疑獄」と情報公開から逃げ回る要人たち これほど民主主義を冒涜した態度はない
政治資金規正法の立法趣旨は明白である。それは政治家が手にする金銭が、古来、政治の腐敗、権力を用いた不正を招いてきたので、政治資金の「入り」と「出」を公開して、主権者国民の監視下に置くことである。つま…
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言い訳に利用される最高裁判例…しかし、企業献金は違憲である
今回の自民党の裏金疑獄をこれほどの大事にした制度的な前提として、企業の政治献金が合憲だとした最高裁判例(昭和45年6月24日)がある。いわく、「『会社の社会的役割を果たす』ために行われたと認められる…
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岸田首相は改憲について何も分かっていない…任期中の実現はまず不可能
岸田文雄首相は1月4日の年頭会見で、自身の任期中(つまり今年の9月まで)に「改憲を実現したい」と述べた。 私は「それはあり得ない」とここで断言しておく。 首相の予定でいくと、1~6月…
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政治資金疑獄の本質は透明性の問題ではない「政権交代」すれば即、解決する問題だ
自民党のパーティー券代の裏金化を巡る疑獄を受けて、公明党の山口那津男代表が語った。いわく、与党として信頼回復につなげるために、「政治資金収支報告書に名前などが記載される金額の基準を引き下げ、罰則を強…
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権力を増長させた選挙協力 自民党安倍派の堕落は公明党にも責任がある
12月11日の公明党参院議員総会で、山口那津男代表が次のように語った。 「(自民党安倍派の裏金疑惑が)事実だとすれば極めて遺憾で、政治資金規正法の趣旨を逸脱するような行いは決して許されない」 …
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自民裏金疑惑の当事者が必ず発言「捜査中なので答えられない」という嘘
今回の政治資金の裏金疑惑(派閥パーティー券代のキックバック)の当事者である政治家の発言では、必ず「現在捜査が進んでいるので、or捜査に影響を与えてはいけないので、発言を控える、or質問には答えられな…
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「改憲」が自己目的化した議論の末路 「緊急時の議員任期の延長」はズレている
12月7日、衆院憲法審査会で、中谷元・与党筆頭幹事が、緊急事態時の国会議員の任期延長などの改憲条文案を作成するため、来年1月からの通常国会で作業機関を設置することを提案した。 しかし、これは…