大谷翔平のための「メジャーの掟」
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一発を許した打者走者から絶対に目を離さない理由
去年のワールドシリーズではダルビッシュ君(当時ドジャース)へのアストロズ・グリエル内野手による人種差別行為が問題になりました。 メジャーでは差別行為はもってのほかですが、相手を侮辱するのもタ…
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お菓子と薬類をバッグ2つに詰めてブルペンに運んだ
31歳でメジャーデビューした僕は、久々に新人の気分を味わいました。 日本で10年以上のキャリアがあっても、メジャーに移籍すれば扱いはルーキーです。新人選手が雑用をこなすのは日本と変わりません…
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クラブハウスの音楽は大輔君の先発時に一番気をつかった
長らく、レッドソックスの主砲を務めたデービッド・オルティスはリーダー的存在でした。当時、主将は捕手のバリテックでしたが、オルティスはクラブハウスや移動の車中を仕切っていました。 空港へ移動す…
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マウンド上で意識もうろう…西から東への移動は四苦八苦
メジャーでは移動も大変でした。 6カ月間で162試合をこなすため、遠征先に到着して休む間もなく、試合開始というケースも少なくありません。 僕が特に苦労したのは西海岸から東海岸への移動…
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米国の生活で最も頭を抱えたのは食事 最後まで苦労した
今季は、大谷翔平君(23)、平野佳寿君(33)らがメジャーリーグに挑戦します。 各選手とも自分の夢を実現させましたが、本当に大変なのはこれからです。メジャーで6年間プレーした僕の経験が、新人…