新宿・歌舞伎町発 伝説の中国人たち
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北京五輪と四川大地震で中国でも認知され広告収入が激増
ITど素人の王氏が、インターネット事業に手を出した。在日中国人専門の情報交換プラットフォームをつくれば、毎日知らない人との出会いも楽しめるし、金儲けも出来る――。こんなオイシイ商売はないと思い、産廃…
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酒が飲めず中国を飛び出し日本へ リサイクル業でひと儲け
IT技術を駆使して、在日中国人の最たるコミュニケーションツールとなった小春網(ネット)。今や130万人もが利用するサイトを運営するのだから、パソコンの技術にたけて、かつ頭脳明晰な経営手腕の持ち主でな…
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在日中国人約73万人が頼りにするサイト「小春網」って?
在日中国人の在留数をご存じだろうか。法務省の最新統計によると、194カ国中1位の73万890人(2017年末時点。台湾出身者は含まず)。日本国籍を取得した「華人」や不法在留者を含めると、在日中国人1…
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料理教室の生徒1000人超え レストラン経営に乗り出して…
売れっ子料理研究家となった小薇(シャウウェイ)氏。テレビ番組の出演に雑誌のレシピ連載、コンクールの審査員に講演会……。抜群な知名度で料理教室に集まる生徒はついに1000人を超えた。 「“桃李満…
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カルチャーセンターで始めた中華料理教室が大盛況
中国出身の異色の女性料理研究家、小薇(シャウウェイ)――。幼少期に祖母から家庭料理のイロハを教わり、少女時代には新疆でウイグル料理の味覚を鍛え、結婚してからは姑から日本料理の薫陶を受けた。料理研究家…
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あだ名は“小吃貨”上海の日系企業の社長秘書を経て来日
料理研究家から見事に女性実業家に転身した小薇(シャウウェイ)氏。ランチタイム終了後、調理場を片付けながら、カウンター越しに自分の生い立ちを明かす。 「本名は蔡薇(ツァイウェイ)と言います。漢民…
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新宿御苑近くの高級上海料理レストランにアポなしで潜入
新宿御苑大木戸門と新宿門の間あたり、イチョウ並木道を少し外れたビルの地下1階に、美食家たちの間に話題沸騰のレストランがあるという。 店のウェブサイトには、「人気料理研究家がもてなす上海料理の…
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外国人向け広報誌作りがキッカケで再び編集の道へ
元エリート記者は、妻の助言で日本に渡航し、東京学芸大学大学院の研究生となった。そこで日本語を学んでいるうちに、「人に伝えたい」という本能を抑え切れなくなる。彼は学業の傍ら、東京にある10紙以上の中国…
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天安門事件が転機となり妻の留学先が東京へ
11年間続く、ボランティアの「星期日漢語角」(日曜日中国語交流サロン)。発起人のD氏は、なぜ一銭も儲からないことを思いつき、いまも続けているのか? いったい何をなりわいとしているのか。興味津々で彼を…
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来日後に日本の大学院を卒業し起業 出版事業で大成功
蒸し暑さがまだ残る9月2日、日曜日。東京・豊島区にある西池袋公園の一角。午後3時になると、幹事らしき男性の掛け声で、近くにいた老若男女が一斉に集まった。その数、40人ほど。西洋人もいた。輪になってか…
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3.11震災と反日デモ 2大危機を乗り越え業界ナンバーワンに
創立から30年目のフジ国際語学院は、業界ナンバーワンの進学実績を誇るが、その道のりは決して平坦ではなかった。 「最初の10年間はとにかく有望な学生を集め、日本の国立大学に送り込むことを目標とし…
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初代理事長の急死で自ら語学院の経営者になり才覚を発揮
フジ国際語学院が設立される時点から、Z氏は不本意ながらも学校の経営に関わっていた。が、彼女が抱えていた不安が現実となるまで、あまり時間がかからなかった。 「実はフジ国際語学院の設立に当たって、…
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1985年に来日 野村総研での1年間の研修が契機となり再来日
都内ナンバーワンの進学率を誇る中国人留学生専門の予備校「フジ国際語学院」は、今年創立して30年目を迎える。 1989年6月2日、日本語学校として設立。これまでの道のりを振り返ってみると、外国…
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専門予備校の進学率 東大・京大などに毎年700人余りが合格
東京・北新宿のとあるオフィスビル。1階は一面ガラス張りだ。そこに大きな告知の紙が張られている。好奇心に駆られて近づいてのぞいてみると、大学名とオール漢字の人名がずらりと張り出されていた。 今…
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包丁も握れない偽コックが大量来日し新ビジネスが大ピンチ
中国からコックさんを次々と日本に受け入れ、中華料理店に就職させ双方から手数料を取る――。このオイシイ商売は数年間続いた。C氏は多くの手数料と管理費を手にしたが、ある日、予想外の事態が起きた。 …
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妻の実家に反対され決別も…立ち上げた新ビジネスで大儲け
金を掘るより、ツルハシを売れ――。 この言葉にヒントを得たC氏は、中華料理に関わる食材と人材を束ねる会社をつくることを思いつく。しかし、残留孤児出身の奥さんと義父に猛反対を食らう。 …
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日本人妻の実家の経済力と自身の商才で店を次々とオープン
中国人が東京で中華料理店を出店する際、なくてはならない存在と頼られている会社がある。店舗改装、調理スタッフの手配、さらには法的手続きの専門家の紹介まで一切合切の面倒を見てくれる「長城協力」だ。 …
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主催イベントには開業を目指す2500人もの中国人が殺到する
東京・JR総武線、錦糸町駅南口。駅前ロータリーの向こうにそびえ立つ丸井錦糸町店8階に「すみだ産業会館」がある。 都内屈指のスカイツリービューポイントとして知られる広さ1200平方メートルの展…
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閉鎖の危機を乗り越え…中国人女性経営者の保育園ビジネス
I氏が思いついた中国人向けの“ミニ保育園”は好スタートを切った。中国人コミュニティーでたちまち話題になり、1カ月後には20人もの園児が集まったのだ。 だが、突然の中野区役所職員の登場で一転、…
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トリリンガル教育で人気 保育園起業した女性経営者の半生
岐阜県の研修先から逃げ出し、新宿・歌舞伎町で夜の蝶(ちょう)となったI氏。ビザ延長の申請をしないと、不法滞在者になってしまう……。困り果てたI氏は店の台湾人ママに相談を持ちかける。 人生経…