チコちゃん生んだ メガヒットの法則
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そこでしかできないことへの“こだわり”がヒット商品を生む
ネットとの差別化が難しくなり、テレビはネットに取って代わられそうな状況だ。 しかし、多くの人気番組を手がけてきたヒットメーカーの小松純也(52)は、テレビにしかできないモノにこだわって番組を…
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着ぐるみにCGの顔をかぶせる目新しさで世代を超える番組に
テレビ業界は、視聴率を稼ぐためにマーケティングを重ね、最初からターゲットを絞って番組を作ることも多いという。少子高齢化が加速し、この先、高齢者向けの番組が増えていくかもしれない。 しかし、N…
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「平成日本のよふけ」で実感“突き抜けたモノ探し”の重要さ
多くの人気番組を制作し、バラエティー界を牽引してきた小松純也(52)。フジテレビで放映されていた「平成日本のよふけ」(1999~2008年)も、小松が手がけた番組だ。 毎回、政財界の大物や元…
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「ぽつんと一軒家」はいい考え方 ヒットのカギは“好奇心”
「ダウンタウンのごっつええ感じ」や「笑う犬の冒険」など、多くの人気番組を手がけてきた、ヒットメーカーの小松純也(52)。一般的なプロデューサーとは、番組作りの手法が少し違う。 「本来、テレビマン…
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不安でも「やったことのないことをやるようにしています」
「チコちゃんに叱られる!」のプロデューサー・小松純也(52)が手がけている、もうひとつの人気番組が、TBS系で放送されている「人生最高レストラン」(土曜23時30分~)である。 ゲストに「人生…
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「何が来ても面白く」がタモリ流 トラブルはヒットの好機
どんなビジネスでも、アクシデントやハプニングはつきものだ。トラブルにどう対処するかで成功、失敗が決まる。 生放送を手がけるテレビマンは習い性になっているのかも知れないが、「チコちゃんに叱られ…
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鶴瓶さんは“ドロ舟”と…数字がとれなくても乗ってくれる
「ダウンタウンのごっつええ感じ」や「SMAP×SMAP」など、フジ黄金期のバラエティー番組の制作に携わってきた小松純也(52)。「90年代のテレビコントとは小松純也の世界である」(作家・戸部田誠)とま…
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モノ作りには団結が必須 さんまに学ぶ場の空気の和ませ方
どんなビジネスでも、ヒット商品は、良い組織や良い現場から生まれるものだ。 「チコちゃんに叱られる!」のプロデューサー・小松純也(52)にとって、良い現場とはどういうものなのか。 「モノを…
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ターゲットを絞ると作り手の発想が狭まる
娯楽部門で視聴率1位に輝くなど、圧倒的な人気を誇っている「チコちゃんに叱られる!」。驚くのは、「本放送」(金曜19時57分~)だけでなく、「再放送」(土曜8時15分~)の視聴率も高いことだ。 …
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積み重ねたトライ&エラーの経験が新しいアイデアを生む
「『あす』と『あした』はなにが違う?」――素朴な質問に答えられないと、5歳の女の子「チコちゃん」に、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られる。NHKの情報番組「チコちゃんに叱られる!」が大ヒットして…